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ロレックスデイトジャスト 116234を3年間愛用して思った、良い点・悪い点 <時計怪獣 WatchMonster 2016/12 掲載記事>

2016/12/7

ロレックスのドレスモデルのデイトジャストを3年間使ってみて思ったことを書いていきます。

私が3年間愛用していたロレックスデイトジャスト 116234

ロレックスのドレスモデルの代表的モデル、『デイトジャスト』。
1945年の誕生以来、現在でも製造されている大ベストセラーモデルです。
モデル名のデイトジャストとは、時間が24時ジャストになると
日付（デイト）が瞬時に変わることから名付けられました。

また、デイトジャストの特徴としては、独特なデザインの5連式ブレス（ジュビリーブレスレット）、
ギザギザした形状で、光が反射するたびキラキラと輝くフルーテッドベゼルを搭載しています。

左から、レディース、ボーイズ、メンズ（旧型）、メンズ

メンズモデルだけではなく、レディースモデル、ボーイズモデルが存在し、
老若男女楽しめるロレックス唯一のモデルでもあります。

ロレックスデイトジャスト 116200

via housekihiroba.jp

ちなみにギザギザベゼルでもなく、ブレスも3連式ですがこれもデイトジャストです。

ロレックスデイトジャスト 116234の基本的なスペックです

ステンレス×ホワイトゴールドベゼル&ブレスレット（センター部分だけ）
サファイアクリスタル風防
ケース径 36ｍｍ　
ケース厚約12ｍｍ　
100m防水
自動巻き
振動数28.800
パワーリザーブ 48時間
定価 820,800円（2016年11月現在）
製造期間 2005年～

ロレックスデイトジャスト 116234を細かく見ていきましょう！

自分で言うのもなんですが、正直スポーツモデルのデイトナやサブマリーナのように華やかさや、
カッコ良さは残念ながら感じられませんね。
ベゼルがホワイトゴールド製で、スポーツモデルにくらべて
光が反射してキラキラ輝くので高級感があります。

ローマ数字インデックスなので、時刻が確認しやすいです。
文字盤はシルバー色？でいいんでしょうか、ツヤツヤして輝いてます。
ケースもシルバー色の同系色でとてもシンプルな印象です。

ベゼルはホワイトゴールド製なので、ゴールド素材はステンレスにくらべて非常に柔らかく、
多少気をつかわないと、キズやヘコミができやすいので注意が必要です。
キズだらけになると、輝きもなくなってしまいます。

文字盤の内側には、『ROLEX』の文字が時計一周彫られていて、
写真はないですが、6時位置には製造番号が彫られています。
以前は、ブレスを外さないと製造番号を確認できなかったので便利になりましたね。
中古品を買う時は、ここを見れば一発で製造年代が確認できます。

リューズにはロレックスの王冠マークがしっかり入ってます。
この王冠マークですが、マニアックな人だとリューズを閉めた時に、
王冠マークがきっちり上向きで固定できる個体をこだわって探している人もいるようです。

いやーしかし、ケースサイドのキズがひどい。鏡面仕上げなのでキズは仕方ないですけどね。
ケース厚も12mmで分厚くないんですがいつのまにかキズだらけに。
自分はあまり気にしないですが、気にする人は注意した方が良いかと思います。

このブレスのデザインがジュビリーブレスレットと言われるものです。
ブレスレットは現行品なので、バックルがブレスと一体化していて非常にスッキリしています。
3連式のブレスレットより高級感があって私は好きです。

実際、3年間使ってみて、少しブレスを緩めに着けていたのも悪いのですが、
こんな感じで少しヨレてしまってます。

古いモデルだとこんな感じで、もっとブレスがヨレヨレの完全に伸びきった状態になりやすいです。
こんな風になってしまったら、あまり着けたくないですね。
直す場合は、恐らくブレス全体を替えないといけないと思うので、費用がかかってしまいます。

旧型の中空ブレス

このブレスのヨレの原因はいくつかありますが、
旧型はゴールド素材部分の駒が中空で、強度がなかったためブレスがヨレやすかったのです。

新型の無垢ブレス

また、旧型は古いモデルで実際に着けている人が年配の方だったりすると、
ブレスをゆるく留めている人が多く、そのせいでブレスがヨレてしまいます。
しっかりと自分の腕に合ったブレスの長さに調整すれば比較的ヨレにくくなります。

バックルの取り外し部分の王冠パーツも、
旧型の時みたいにすぐ取れてしまわないように改良されています。
この感じなら取れそうもないですね。

クラスプパーツ部分も現行品なのでしっかりとした作りに変更されています。
旧型にくらべて、バックルを閉めた時にパチッとはまって、
途中で外れてしまう心配もない感じがします。

ちなみにドレスモデルもスポーツモデルも、
クラスプパーツに違いはあまり見られません。（多少の違いはありますが）

旧型のクラスプパーツ

ロレックスデイトジャスト 116234 現在の相場

via search.rakuten.co.jp

2016年11月29日の相場で、中古品なら50万円前後で入手可能です。
定価は約80万円するので比較的安く入手できるモデルでもあります。
デイトジャストは文字盤の種類や色が豊富にあるので、
自分のお気に入りを探すのも楽しみの一つでもあります

ロレックスデイトジャスト 116234を約3年間使用しての感想

ロレックス　デイトジャスト 116234の良い点
・デザインのバリエーションが豊富で、人とあまり被らない。
　今のデザインが飽きたら文字盤の交換も可能。
・中古品なら定価にくらべて、比較的安く手に入る。
・ケースサイズ36mmは日常使いしやすい、大きすぎず、小さすぎないちょうどいいサイズ。
・ロレックスのほとんどのモデルで言えるが、精度が良い。
・スポーツモデルにくらべて、デザインが大人っぽく高級感がある。

ロレックス　デイトジャスト 116234の悪い点
・中古品が安く手に入るので、その分リセール価格は安くなる。
・ゴールド素材を使用しているので、キズや素材の劣化などに多少気をつかう。値段も高くなる。
・スポーツモデルにくらべて地味で目立たない。ロレックスだと気が付いてもらえない。
・ブレスが比較的ヨレやすい。
・ドレスモデルなので、プライベートのカジュアルスタイルには不向き。用途が限られる。
・あまり人気がない。※私は大好きですが
・種類が多すぎて選ぶのが大変。初めて時計買う人だとかなり迷います。
・ちょっとデザインがおじさんっぽいかも。だから若い人はあまり着けてないかと。