Post Vintage Rolex No.1 Ref.16520
1本目
限りなくVRに近いモデルRef.16520。そもそも人気の高いコスモグラフ・デイトナ。
その歴代のモデルの中でも人気な4桁デイトナは第3世代Ref.6263とRef.6265。
プラスチック風防、37mmケース、スクリューロック式のプッシャー、今にないプラベゼルに手巻き式ムーブメント。
耐久性とデザインが1番良いモデルで、ビンテージロレックス界の頂点とも言えます。
その後継機 第4世代のデイトナ Ref.16520をピックアップしましょう。
昨年の7月にコレ買っておけ!とはっぱをかけた「ポスト・ビンテージ」のロレックス。
まず1本目は、この1年で2倍くらいに値上がりした16520です。
昨年だったらパトリッツィも200万円で買えたのに、今買おうと思ったら400万円近いです。
コレはまだ上がるでしょうし、あの時買っておけば・・・そんなモデルですね。
他にもP番、タキ200などはもっと上。
とんでもありません。
Post Vintage Rolex No.2 Ref.16700
2本目
最後の「GMTマスター」になったRef.16700をご紹介。GMTマスターの人気は天井知らずですが、とくに「ペプシカラー」の青/赤2トーンベゼルに人気が集中しているようです。
このRef.16700は1999年に生産終了になりGMTシリーズがGMTマスターⅡのラインだけになります。ZENMAI的には第3タイムゾーンは不要ですのでクイックデイトチェンジができるGMTマスターⅠの方が好きでした。
昨年まだ60万円程度で買えていたペプシカラーの16700。
今では90万円ちかい価格に跳ねあがっています。
Post Vintage Rolex No.3 Ref.16610LV
3本目
生産年数の短いRef.16610LVはどうでしょう?もともと人気のある16610サブマリーナーが異彩を放つグリーンカラーのベゼルを装着したから もう大変。
たった7年の生産期間にマイナーチェンジが重なり豊かなバリエーションが魅力です。
2010年まで作られていますので、ヴィンテージ感が全然ありませんが生産期間の短さなどを考慮し今のうちに手に入れておくのも良いかと思います。付属品ありの「ライムベゼル」や「ファット4」あたりを買っておくことをオススメいたします。
まだビンテージとか言うレベルじゃありませんけど、5桁スポーツのくくりでね。
昨年ルーレットで保ありがアンダー90万円って感じでしたかね。
今では保証書無しでも100万円オーバーに。
う~ん、なんでも高くなっているな。
Post Vintage Rolex No.4 Ref.16760 FAT LADY
4本目
ファットレディー・ソフィアローレンことGMTマスターⅡのファーストモデルRef.16760のご紹介。
1983年から1988年までの短い生産期間に、GMT人気が重なり
めったに見なくなったモデルではありますがマニアック度とともに注目が集まっています。
後継機16710に比べ厚みのあるファットケースが特徴ですね。
ファットレディは隠れたレアモデル。
出回りが少なく人気の無かったGMTマスター2でしたので、誰も気に留めない可愛そうなモデルでしたが、GMTマスターブームに乗っかっちゃいました。
トケマー今見たら150万円だって(笑)
すごい成長ですね。
Post Vintage Rolex No.5 Ref.14270 BLACK-OUT
5本目
大人気を博した伝説のモデルRef.14270、その中でも初期に流通した通称「ブラックアウト」をチョイスしてみます。
ノーマルのRef.14270は世界的にも食傷気味かと思いますが、とても良いモデルです。
ちょっと食べすぎちゃっただけですので、数年後・数十年後にはきっと「やっぱり、美味しいな」となるのです。
ブラックアウトは214270以外そこそこ人気があったので、今も変わらずと言ったところでしょうかね。
100万円オーバー。
Post Vintage Rolex No.6 Ref.16710 STICK
6本目
またまたGMTマスターからGMTマスターⅡ Ref.16710の通称「スティック」です。
11月11日は「ポッキーの日」と同じ「1が棒」に見える。「♊️2」が「II」になっている。
そんな表記の文字盤です。
何故かDシリアルとZ・Mシリアルにパラパラと存在しています。
先日トケマーには116710LNのスティックが100万円オーバーで出ていましたね。
16710の数少ないスティックもレアモデルとして人気です。
そもそも16710が人気なので150万円ちかいかな?
Post Vintage Rolex No.7 Ref.16660 TRIPLE6(666)
7本目
もうVRに片足突っ込んでいる5桁スポーツ「フチなし」モデルが2種類あります。
正確にはフチなしとフチありが混在するのですが、1つは16800ことサブマリーナー・デイト。
そしてもう1つはこのRef.16660 シードゥエラーの2ndモデルにして通称「トリプル・シックス」です。
もう見る機会が本当に減った16660「トリプルシックス」。
現在のトリプルシックスと言えばディープシー116660なので、元祖シード666は稀少ですね。
とは言え値段に変化なし。60万円代では売ってないかもしれませんけど、そんな感じです。
Post Vintage Rolex No.8 Ref.168000 TRIPLE ZERO(000)
8本目
生産期間が極短なサブマリーナー・デイトRef.168000「トリプル・ゼロ」です。
7本目で紹介した16660と同時期に16800をリファレンスに持つサブマリーナー・デイトが生産されていましたが
その16800と16610の間の僅か数年の間にだけ生産された168000という謎のリファレンスモデルがあります。
まぁ、この1年まったく気にも留めなかったモデルです(笑)
サブマリーナー16610の旧モデルって感じの値段かな。
とくに高くもなってないんじゃないでしょうかね~(テキトー)
Post Vintage Rolex No.9 Ref.16753 Nipple-Dial/RootBeer
9本目
GMTマスター ルートビアベゼル、ニップルインデックスのRef.16753はいかがでしょう?
日本ではフジツボと呼ばれるアプライドのインデックスが特徴で、レトロ感を味わえる16753。
半VRと言えますね。
スティールのGMTマスターだけじゃない!ロレゾールまで高騰しだしたもんですから本物です。
なかなか出会うことも無いでしょうがフジツボダイヤルのルートビア(茶金)ベゼルを探しましょう!
100万円オーバーは覚悟ですね。
本当に昔は30万円とかで売ってたのにな・・・
Post Vintage Rolex No.10 Ref.16550 IVORY
10本目
今回最後のご紹介は、あぁソレね。となるであろう「クリームダイヤル」ことエクスプローラーⅡ Ref.16550 White。
昨年の今頃は「え?150万円?アイボリーダイヤルってそんな高いの?」と言っておりましたが今や200万円コース。
おかしいぞ!
今後のポストビンテージで狙える物件
この1年尋常じゃない値上がりを見せているロレックスのスポーツモデル。
私を信じて上の10本を買っておけば今になって売った何万円、何十万円と儲かったことでしょう(笑)
と、言うことで何でもかんでも高くなっちゃったロレックスの中でも、まだなんとかビンテージ感を味わえて値上がりも著しくないものをピックアップ。
1本目
まずはエルプリメロを搭載しているのに未だに100万円以下でうっていたりするロレゾールなデイトナRef.16523。
P番を選んでも150万円以下があるんじゃない?
16550のアイボリーダイヤルの値上がり乗じて、もしかしたら16570白のトリチウムダイヤルも人気出るんじゃない?
ってギロチンさんが言ってた(笑)
トケマーなら40万円くらいから出てきますね。
3本目はすでに値上がり切った感のあるRef.14060Mの後期モデル。
クロノメーター、ルーレットが60万円台で買えたら行っちゃえ!
4本目は昨年生産終了になったプラチナ文字盤を搭載している旧モデル。
今なら50万円代で買えるよ!
116622のプラチナ文字盤は100万円以上するのにね・・・
絶対お得だと思う。