現状ダークロジウムと言えば2016年バーゼルワールドで発表されたヨットマスター 116622のダークロジウム のことを思い浮かべる方が大半でしょう。
しか~し、ダークロジウムはダークロジウムでもヨットマスターではないダークロジウムが存在するのであります。
今回はそちらにスポットを当てて書いてみようと思います。
既に答えが解っている方も多いかと思いますがもう少しだけ引っ張らせてください。
左:今回のダークロジウム
右:ヨットマスター 116622 ダークロジウム
ケース径
39mm / 40mm
素材
904Lスチール / ロレジウム-904Lスチール&プラチナ
ベゼル
ドーム / 双方向回転、60分目盛り入り、レイズド仕上げの数字&目盛り、 950プラチナ
防水性能
100m / 100m
ムーブメント
パーペチュアル、機械式、自動巻 / パーペチュアル、機械式、自動巻
キャリバー
3132、ロレックスによる完全自社製造 / 3135、ロレックスによる完全自社製造
精度
日差 - 2 ~ + 2 秒(ケーシング後) / 日差 - 2 ~ + 2 秒(ケーシング後)
振動子
耐磁性ブルー パラクロム・ヘアスプリング。高性能パラフレックス ショック・アブソーバ / 耐磁性ブルー パラクロム・ヘアスプリング
パワーリザーブ
約48時間 / 約48時間
ブレスレット
3連オイスター(サテン) / 3連オイスター(センターポリッシュ)
クラスプ
オイスタークラスプ / セーフティクラスプ付オイスターロック、イージーリンク(約5mmのエクステンションリンク)
ダイアル
ダークロジウム / ダークロジウム
国内定価(税込)
583,200 / 1,188,000
大きな価格差の割にそれほど大きな差が見られませんね。
今回の主役のダークロジウムがケース径39mmということでエクスプローラーⅠ 214270とも比較してみようと思う(笑)
左:今回のダークロジウム
右:エクスプローラーⅠ 214270
ケース径
39mm / 39mm
素材
904Lスチール / 904Lスチール
ベゼル
ドーム / スムース
防水性能
100m / 100m
ムーブメント
パーペチュアル、機械式、自動巻 / パーペチュアル、機械式、自動巻
キャリバー
3132、ロレックスによる完全自社製造 / 3132、ロレックスによる完全自社製造
精度
日差 - 2 ~ + 2 秒(ケーシング後) / 日差 - 2 ~ + 2 秒(ケーシング後)
振動子
耐磁性ブルー パラクロム・ヘアスプリング。高性能パラフレックス ショック・アブソーバ / 耐磁性ブルー パラクロム・ヘアスプリング。高性能パラフレックス ショック・アブソーバ
パワーリザーブ
約48時間 / 約48時間
ブレスレット
3連オイスター(サテン) / 3連オイスター(サテン)
クラスプ
オイスタークラスプ / セーフティクラスプ付オイスターロック、イージーリンク(約5mmのエクステンションリンク)
ダイアル
ダークロジウム / ブラック
国内定価(税込)
583,200 / 669,600
!!!ほぼ一緒じゃないか!
まさかキャリバーまでも一緒とはさすがに驚きました。
メーカーHP上には特に記載はないですが、今回の主役のダークロジウムの夜光はクロマライトで間違いないと思われるのでクロマライト夜光の使用量がエクスプローラーⅠ 214270の方が多いということとバックルがシングルかダブルかくらいの違いしか私にはわかりませんでした。
※他にも違いあったらどなたか教えてください。
大変お待たせしました。
今回の主役は
オイパペこと。オイスターパーペチュアル39 114300だ!!!
意外ににかっこよくないですか?
ドレス系には少し抵抗がある私でも興味をそそられるモデルでございます。
現行オイスターパーペチュアルは
ケース径39mm、36mm、34mm、31mm、26mmのラインナップです。
現状のメーカーHPでダイアルバリエーション確認したところ
39mm(114300)
ダークロジウム、レッドグレープ、ブルー
36mm(116000)
スチール、ホワイトグレープ、レッドグレープ、ブルー
34mm(114200)
シルバー、シャンパン、グリーン、レッドグレープ、ブルー
31mm(177200)
シルバー、ホワイト、レッドグレープ、アズーロブルー
26mm(176200)
シルバー、ホワイト、グリーン、レッドグレープ、ピンク
ダークロジウムダイアルは39mm(114300)にしか存在しません。
ちなみにオイスターパーペチュアルアルデイトも存在しています。
34mmのみの展開で115200がスチールのスムースベゼルの3連ブレス(センターポリッシュ)
115234(G)がロレゾールのフルーテッドベゼルの3連ブレス(センターポリッシュ)
(G)がつくとロレゾールのフルーテッドベゼルの3連ブレス(センタポリッシュ)に5Pダイヤインデックスとなります。
現状の相場だと214270(後期型)の並行店新品販売価格相場は定価を少し超えていますが114300はというと定価以下で購入が可能です。
今のうちに抑えておくのは悪くはないでしょう。
オイパペ36の日本限定とはだいぶ意味合いが違いますが、オイパペ39唯一の文字盤という意味では今後評価される可能性はゼロではない?
まぁヨットのダークロジウムの今後の継続的な人気次第でしょうね。最初は定価以下で流通してたんですよ、本当に。
意外に人気ないのかねと思っていたらみるみる相場上がったんだよな~。
ちなみに214270(後期型)とは私が個人的に使用している言い方です。1016の前期/後期のような感じに勝手に考えています。
それにしても針の長さのバランスの悪さに気付いた方々には関心させられたもんだ。きっと女性にこんなことを話すとドン引きされるに違いありませんが、少なからず私は敬意を表しました(笑)
本当によく見ている人がいるもんですね。
現状の相場を考えないで好みだけで選ぶとしたら間違いなくヨットのダークロジウム一択です。
しかし、現状の相場で考えたら並行新品販売相場が定価を下回っているオイパペ39のダークロジウムの一択となります。
個人的な並行店中古の購入検討ライン
ヨットのダークロジウム90万代半ば~できれば80万代後半
オイパペのダークロジウム40万代前半~できれば30万代後半
エクスプローラー1後期型 50万代半ば~50万代前半
いかがでしたでしょうか。
今回の記事を読んでいただいて
エクスプローラー1 214270前期/後期型の購入を検討されている方やヨットのダークロジウム欲しいけど高いしな~というような方にオイパペ39(ダークロジウム)を購入の候補に考えていただけたら幸いです。
長文失礼しました。