2022/02/18 聖徳太子
スカイドゥエラーはロレックスの中でも特に複雑なコンプリケーションモデルです。
ゴールドを使用した素材使い、今までになかった革新的な複雑機構。
今回はロレックス スカイドゥエラーについてご紹介いたします。
via:https://www.rolex.com/ja/watches/sky-dweller.
スカイドゥエラーは2012に発表された比較的新しいモデルです。ロレックスのコンプリケーションモデルということからロレックスの異端児として大きなインパクトを与えました。
異端と言われる所以はロレックスきってのコンプリケーションモデルでありながら、ブルーテッドベゼル、貴金属を使用しているためロレックススポーツの中ではドレッシーという立ち位置のところにあると思います。
2020年にはオイスターフレックスブレス、2021年からジュビリーブレスが発表され、ますます注目度が上がっているモデルです。
スカイドゥエラーは「世界を旅する旅行者のため」というコンセプトを持っており、2地点の時間を示す、デュアルタイム機構を備えております。
ロレックスのデュアルタイム機構といえばGMTマスターが挙げられますが、こちらのモデルは24時間ディスクによって第二時刻を表示します。
これまでGMTマスターなどはGMT針を用いて第二時刻を表示していましたが、24時間ディスクによって一目で時間がわかるようになっておりかなり視認性が向上されています。
文字盤中央部に24時間回転ディスクが配置されており、このディスクがメインの時針と連動しています。
1時間進むとこのディスクが回転する仕組みになっており、ロレックス王冠ロゴ下の三角マークが第二時刻を指し示します。
コンプリケーションモデルのもう一つの機構はアニュアルカレンダーです。
コンプリケーションモデルとなると文字盤自体が煩雑になりがちですが、こちらのモデルはロレックスらしいユーモア溢れる工夫で、文字盤をスッキリさせております。
カレンダーの月表示機構をインデックス外周の小窓に集約。外周の小窓が赤く表示させて月を表示させるという機構です。
ここも視認性を下げない実用性を確保したロレックスらしい工夫ですね。
操作方法も至ってシンプルです。
リューズを引いてベゼルを反時計周りに回転させ3つのポジションに調節して、月と日付、ローカルタイム、ホームタイムを設定します。
時間設定も連動によって設定しやすくなっているのはさすが実用時計の最高峰であるロレックスの時計だなと感心します。
スカイドゥエラーに搭載されているムーブメントCal.9001はロレックスの中でも傑作ムーブメントとされています。
380個の部品から成るロレックス史上最も複雑なムーブメントの一つです。ディアルタイム機構、アニュアルカレンダーを搭載したスカイドゥエラーのためのムーブメントです。
まとめ
今年に入ってからロレックスの時計の相場は異常に上昇しております。
このスカイドゥエラーも御多分に漏れず相場は上がっております。
ロレックスのコンプリケーションモデル要チェックですね。
ではまた!