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【実機レビュー】ロレックス Ref.126600 43mmの赤シードゥエラー バーゼルワールド2017新作

2017/5/31



年々リリースが早まるロレックス。ファンには嬉しい限りです。昨年のデイトナ116500LNが5月末でしたが、今年の赤シード126600は5月1日でした。さて気になるのはサイズとサイクロップレンズですね。43mmは大きいのか?重いのか?サイクロップレンズは必要だったのか?どうでしょう~?


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新・赤シードゥエラー 126600の実機!

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箱の大きさは普通のスポーツロレックスと同じですね。
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冊子にはディープシーって書いてある???
生産終了モデル 116600

生産終了モデル 116600

と、思ったらRef.116600のシード4000にも入ってた。

違うのはSEA-DWELLER 4000って書いてあった冊子が、SEA-DWELLERだけになったことですね。

目の付け所が「逆」(笑)
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(20)17年4月ですかね?
2000が何だかわかりません。
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それではオープン!

開封の儀とか言いますかね。
海外ではアンボクシング(unboxing)とか言います。
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ジャーン。

おぉ。

お・・・おぅ?
パッと見は・・・サブマリーナーですねぇ。

サイクロップレンズが「サブマリーナー」だと言っているようです。

ベゼルキャップを外してみましょう。
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どうでしょう?
私の印象は「普通」。
いつも通りのやつです。

「新作」で「サイズアップ」しているのに「普通」と感じることが凄い事です。

明らかにディープシーは「普通」じゃありませんでしたし、誰もが「違和感」あるロレックスのレギュラーモデルは期待しません。

新品相場とはだいぶかけ離れた1,166,400円(税込)のプライスタグが付いています。
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よくインスタグラムで見るヤツ(笑)

残念ながら赤シードではありませんがサイクロップレンズつながりで、こんなの2ショットでも良いのではないでしょうか?

126600は43mm、1680は40mmなので、大人と高校生くらいの差があります。

・・・

・・

大人と高校生って差がありますかね?(笑)
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43mmにサイズアップしたのですが、ブレスレットナンバー97220はラグ幅(フラッシュフィット部)も併せて21mmに広がりバランスを崩さない工夫がされています。
ラグバランスは116600より細く見えます。

頭デッカチに見えないので「普通」に感じるんですね。
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バックル部。

シールの赤い部分で見づらいですが、普通の状態でエクステンション部の先が見えますね。
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2017.05.06の印ですね。

本当に出荷が早くなりました。

以前は夏過ぎに並行モノが、正規は年末じゃないと日本で見られなかったんですが、今ではバーゼル発表後1ヵ月ちょいで国内正式リリースです。
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126600(97220)のフルコマは12時側が8コマ(ノーマル5コマ・半コマ1・エクステンションパーツ1・折り畳み調整コマ1)
もちろん、 グライドロック システムで微調整も可能です。
6時側は5コマの計13パーツですね。
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43mmの904Lスチールにもヘリウムガスエスケープバルブが備わっていますので、もちろんプロフェッショナルな飽和潜水にも対応しています。

そして、もちろん私は飽和潜水は一生しないでしょう。
116660 ディープシー

116660 ディープシー

こちらはDブルー ディープシーです。
44mm 厚み18mmのディープシー116660だとこんな感じのサイドビュー。

明らかに126600の方が薄いですね。
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126600の厚みは16mm。
数字よりすっきりしている印象です。

重さは200グラムにちょっと届かないくらい。
けっして軽くはありません(116500LN デイトナが140グラム程度)。

2本目の126600

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また見る機会があったので、写真バシャバシャ撮っています。

見慣れると格好良いじゃない。
ってなりますが、問題は販売相場でしょう。

定価以下で購入できるなら「あり」と即答で、定価よりちょっと高かったら「要検討」に、そして今みたいに200万円に近いと「うわっダメ」って感じます。

いや、人それぞれなんで幾らで買おうが、幾らで買いたいと思おうが自由です。
そして、安くちゃ買えないないのが現実です。
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さて、重いと前回書きましたが具体的な数字を見てみたいと思います。

フルコマの状態で195グラム。
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そしてはみ出しちゃうし、潜らないしって私にはピッタリの「不要パーツ」のエクステンション部を外しますと・・・
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裏から見てもスッキリ。
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グライドロックも可能だし、はみ出しパーツもありません。
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重さも183グラムまで減りました。
これでも17.5cm程度まで伸びるので、私はもっと短く軽くできます。
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クロマライト夜光。

暗いところでは「赤」はまるで目立ちません。

そもそもの赤シード、赤サブは「視認性確保」の為に「赤」を使ってたと言う噂もありますね。
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やっぱり格好良いですね。

触っていると、じわじわ良さが伝わってきました。
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所謂マーク1ダイヤルという事になります。
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フォントは「ひげなし」。
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クラウンはスリードット。
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裏から見てもガッシリしているのが、わかります。
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実際はけっこう厚みがありますが、サイドビューはスッキリしていますね。

デザイン勝ちです。
ディープシーの様なもっさり感はありません。

116610と126600を見比べてみよう

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現行機のサブマリーナーデイト 116610LNと並べてみました。

一回り大きさが違います。
たった3mmですが、時計にとっての3mmは相当大きな数字なのです。
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サイドビュー。

ケースデザインはディープシーやシードゥエラーより、サブマリーナーに近い形状なのがわかります。
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本体寄りのラグ幅(フラッシュフィット幅)は22mmちかいです。
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ブレスよりだと21mmですね。

116610LNは20mmですので、ここでも数ミリの大きさの違いがあります。
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並べてみると「ラグ」の太さ・幅も結構違うのがわかります。

6桁スポーツは高級感は増しましたが、「太足」と呼ばれるラグのデザインだけはどうにも気に入りませんでした。
126600はそのあたりを、かなりスッキリさせてきましたね。
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16610も併せて見てみましょう。

ラグを含めた形状は16610に近く、文字盤は116610LNに近いです(もちろん116600にも)。
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馴染みのあるフォルムはやはり、5桁サブマリーナー 16610。

やっぱり軽くてしっくりきます。

高級感と言う視点で見れば最下位です。
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116610LNは高級感はあるものの、マッチョな感じが好みを分ける気もしますが・・・
100万円以下のスポーツモデルでは1番人気なので、好まれているのでしょう。

セラクロムベゼルで耐久性が上がり、新夜光・新文字盤で視認性も高くなっています。
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そして新シードゥエラー 43mm 126600。

サブマリーナーじゃないのに比べているのは「サイクロップレンズ」があるからです(笑)

もうね、サブマリーナーにしか見えません。
ロレックスにとっては深く潜る飽和潜水用プロフェッショナルダイバーの立ち位置より、大きさのバリエーションとしてシードゥエラーをサブマリーナーに寄せてきたのでしょう。
サブマリーナーの選び方

デイト表示なし 114060
1番人気 116610LN
お洒落さん 116610LV

大きいサブマリーナー 126600
更に大きいインパクトを求めると 116660LN
オシャレだし目立ちたがり屋さん 116660 Dブルー

こんな感じじゃないかと思うのです。

まとめ

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そんなシードゥエラーが、50周年の記念モデルとしてリニューアルしたのが126600です。

何も変わらず、ただただ真摯に「本格ダイバー」の地位を守り、それでいて飽きられないように、ファンを裏切らないように「大きさ」を変え、文字盤に赤い色をそっと使い、内部には最新式のムーブメントを入れてリリースしました。

きっと、皆さんは・・・とくに時計にそこまで愛情のない方であれば尚更「Ref.126600」は「普通だな」と思うに違いありません。
そして時計が大好きな方、所謂「時計怪獣」な方々や、ロレックスフリークの方であれば「自然だな」と感じるはずです。

ロレックスは「普通」でありたいのです。
「自然」であり「そのまま」であり、何も変わらないけれど、ずっと進化し続けているウッォチメゾンなのです。

特にエクスプローラーⅠや、シードゥエラーは、このままでいて欲しいですね。
※ミルガウスは好きですが、ミルガウスみたいになって欲しくないです(笑)

皆さんは、どう感じますか?
シードゥエラーは「無骨」で「寡黙」な「プロフェッショナルウォッチ」です。
そんな本格ダイバーウォッチを「華美」にする必要はありません。
誕生から50年、ゴールドもプラチナも使ってきませんでした。
文字盤の色すら黒で統一してきました。
従弟のディープシーだけはジェームズキャメロンにたぶらかされてブルーグラデーションなチャラ男になりましたが・・・。
さて、赤シードですが入荷してはすぐに売れていくという人気ぶりでトケマーでもその回転が非常に早いです。お気に入りに登録していたら即消えていく経験を何度かしています。126600の相場も当初すぐに落ちると言われていましたが、一旦落ちたものの少し上昇しているイメージです。

ご購入される方は早め、ご出品したい方も早めの行動がいいと思います。

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