2022/04/12 Air
2022年の3月末、「Watches&Wonders Geneva 2022(ウォッチズワンダーズジュネーヴ)」にて腕時計の新作モデルが発表されました。
「Watches&Wonders Geneva」とは、スイスのジュネーヴで行われる高級腕時計の展示会の事。
カルティエや、ヴァシュロン・コンスタンタンなどを擁するリシュモングループを筆頭に、我が国日本からはGS(グランドセイコー)が出展するなど各社の新作に注目が集まりました。
今年は3/30〜4/5にかけて、現地ジュネーブとオンラインの両方で開催されました。
中でも、今回はロレックスの新作「GMTマスターⅡ」について取り上げたいと思います。
まずはこの新作のスペックを腕時計に少し興味がある、あるいは興味を持ち始めたライトユーザー向けにおさらいです。
GMTマスターⅡ 定価:1,224,300円(税込)
リファレンス:126720VTNR
ケースサイズ:40mm
防水性:100m
キャリバー:3285(完全自社製ムーブメント)
パワーリザーブ:約70時間
ロレックスユーザーや、腕時計が好きな方はご存知かもしれませんが、内部のスペックは既存のGMTマスターⅡ Ref.126710BLNR、Ref.126710BLROと同じです。
一方で、ビジュアルには大きな変更点が2つ加わりました。
まずは、ツートンベゼルにロレックスのコーポレートカラーであるグリーンが新しく採用された事。
現在、グリーンは高級時計のトレンドカラーとして非常に人気が高まっています。そういった要素も上手く取り入れたデザインとなっていますね。
そしてもう一つは、リューズが左側に付いた「レフティモデル」仕様になった事。
新作の予想をしていた方も、この斬新なデザインには意表を突かれたのではないでしょうか。
---そもそもレフティモデルとはなんなのか---
一般的に「左利き用」を意味します。腕時計を右手に装着した場合、左利きのユーザーがリューズを操作しやすい事から、そう呼ばれています。
しかし、このタイプのモデルを左手に着用する場合もあるようです。リューズが手の甲に当たらないというメリットがあるので、使いやすいのでしょう。
「左利き用」とは位置付けられていますが、結論を言えばどちらの腕に着けても問題はないでしょう。
そんなレフトハンドの代表的なモデルの一つに、パネライがあります。
パネライ ルミノールマリーナ Ref.PAM00115 や、
via. https://www.tagheuer.com/jp/ja/
via.https://www.tudorwatch.com/ja/watches/pelagos/m256...
他には、ロレックスの姉妹ブランドであるチューダーや、タグホイヤーのモナコなどが人気どころとして挙げられます。
いくつか紹介しましたが、実はレフティモデルは希少性が高く、選択肢があまり多くありません。
レフティ仕様が"個性的で人と被りづらい"という点ではオススメですが、やはり大半の人が右利きである事を踏まえると、使い慣れない操作性や、実用面で不便さを感じる事があるかもしれませんね。
今回、この新作のGMTマスターⅡが爆発的に人気となれば、もしかすると今後さまざまな「レフティモデル」が流通する可能性がありそうです。
「まとめ」
さて、今回はGMTマスターⅡ 126720VTNRをピックアップしましたが、みなさんは気になりますか?
昨今ではロレックスがメディアでも取り上げられるなど「ロレックスブーム」が来ているのが事実です。
欲しい!と思っても入手は困難である事が容易に想像出来ますが、ロレックスに限らず他にもたくさんの新作モデルがございます。
この機会に調べてみてはいかがでしょうか。
それでは、また。