時計を磨くために用意したいもの・・・
・バネ棒外し
・歯ブラシ
・お水
・クリーング剤(無くても可)
・金磨きクロス (KOYO社)
・ステンレスみがきクロス(KOYO社)
・やわらかい布(Tシャツ生地や、メガネクロス等)

バネ棒外し

金みがきクロス

ステンレスみがきクロス
ブレスレットを外してみよう!
まずはじめに、バネ棒外しを用意して、ブレスレットとケースをバラバラにしましょう!
バラバラにしないと、根本に溜まったゴミや汚れを洗浄しきれないので、必ずバラバラにしていきましょう。
その時ケースに傷がつかないようにセロハンテープで保護してあげると傷もつきません。しっかり下準備も怠らないように!
フラッシュフィットを外してみました。
うん、汚れがたまってますね
早く洗浄したい気持ちを押させて次の工程へ・・・
このタイプはフラッシュフィットが一体型ではないのでバネ棒とフラッシュフィットもバラバラにします。
外れてどっかいかないようにと、細かなところもキレイキレイにしましょう。
バックルの裏側
ほこり等がたまりやすく、汚いですねー
ブラッシングしてキレイキレイしましょ~
ブラッシングして洗浄してみよう。
こいつでブラッシングしていきます。
その時、時計のクリーナーがあれば一番良いですが、中性洗剤等を薄めて使って頂いても、基本的に支障はないので、取りきれない汚れがあれば使っていきましょう。
※注意※
リューズが開いた状態ですと、防水が300mある時計でも、リューズの中から水が入ったら、防水機能を発揮しません。
必ずリューズを閉めてから、作業すること。
直接水をかけるのではなく、ブラシに水をつけてこするイメージです。
拭き上げは乾いたやわらかい布で行ってください。
金みがきクロス、ステンレスみがきクロスで磨いてみよう。
ブラッシングしてキレイになったので、ついにこいつらの出番です。
黄色が金みがきクロス、青色がステンレスみがきクロスです。
この時計はK18YGとSS(ステンレススチール)のコンビなので、2種類のクロスを用意しました。
傷が多い所には、少量のお水をつけてあげると、効果が上がります、
あまり水が多すぎると、ポリマー液が垂れて大変なので、注意してください。
※注意※
磨くのはポリッシュ、鏡面部分(ピカピカしているところ)のみを磨いてください。
サテン部分を磨いてしまうと、サテン部分が失われてしまうので、絶対に磨かないでください。
磨くとこのように真っ黒になりますが、汚れではなく、ポリマー液の影響だそうで、黒くなっても、使えるそうです。
見た目はきちゃないですね・・・ 笑

ビフォー
うわー傷だらけですね・・・
やはりコンビですし、鏡面加工されているので、傷が目立ちやすい
せっかくの時計も台無しですね・・・
しかーし!!!
この金みがきクロスで磨くとぉぉ!!!

アフター
なんてことでしょう!!き、傷がなくなりましたぁあああ 笑
本当に驚くほどキレイに、しかも簡単に傷がなくなりました。
ニヤニヤがとまりませんな( ̄ー ̄) 笑
(このブレスは金の部分のみが鏡面仕上げで、その他がサテン仕上げなので金の部分のみ磨きました。
サテン部分まで磨かないように注意!)

ビフォー
次々~~~♪♪
バックルのサイドも鏡面なので、ステンレスクロスで磨いてみましょうッ
靴磨きとか週末に2.3時間平気でやってる私にとってなんの苦でもないです。むしろこの時間は至福の時です。笑

アフター
うほほ~~~
まさに鏡面! 映り込みしちゃいそうなくらいですねッ!!
まだ磨くとこあるかなぁ??
ここだぁ!!!
ケースサイドも鏡面ちゃんでしたので磨きあげました。(すいません興奮してビフォー取り忘れました テヘ笑)
こちらも鏡のような仕上がり!!
大満足です^^
最後の仕上げに・・・
全て磨きあげましたら、いらないTシャツを破って活用しましょう 笑
やわらかい布で仕上げのふきふき~
ポリマー液が残っている場合は水を含ませて、再度乾いた布でふきふきしましょー!
それでは最後に全てもとにもどしましょー!
折角洗浄&磨き上げしたので、ラグにセロハンテープで画像のように保護してから、
ブレスを装着してください!
あまり根本につけると、セロハンテープが巻きこんでしまって、いらいらするので注意が必要です。笑
完成~~~
ぴっかぴかになりました
作業時間も20分もかかりませんでしたので、定期的にメンテナンスしていきたいですね♪
まとめ・・・自分で磨いた感想。
時計のブレス外し、洗浄、磨きと行ってみましたが、やはり大切な時計を自分の手でメンテナンスするっていうのは、また一つ時計に対する思入れや価値が上がる気がしました。
オーナーさんによっては、一つ一つの傷も時計との思い出だからメンテナンスにかけても磨きはしないっていう拘りの方もいらっしゃいます。
それはそれで、私も深く共感できます。
しかし、時計にこびり付いた汗やほこりによる汚れ等は、定期的に掃除してあげることによって清潔に保つこともできますし、結果として長く時計を愛用できる一つのコツなのではないでしょか!
自分で磨いてみて、やはり簡易的なものなので、深い傷や、細かな細部の傷までは修復は出来ませんでしたが、圧倒的に見た目が自分自身で変わった気がするので、個人的には大大満足です。
今後も大切に時計を使っていき、たまにメンテナンスを自分でやってあげたいですね。
※注意※
今回記事でご説明させて頂いた事は、あくまで個人でのメンテナンスです。
ご自身で作業を行う際には、注意点をお守り頂き、自己責任でお願い致します。
不安な方はメンテナンス費用はかかりますが、専門業者に依頼をしてください。