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ロレックスサブマリーナのスーパーコピーが衝撃的！【パッと見本物】<時計怪獣 WatchMonster 2017/2 掲載記事>

2017/2/25

世に出回るコピー品。ブランド物にはどうしても付きまとってしまいますよね。今まで何個かコピー品は見たことがありますが、私が見たことのある物は、素人でも分かるような粗悪なものばかりでしたが、今回のは見てびっくりしました。比較してあるので見てみて下さい。

コピー品はダメですよ。

コピー品ダメ絶対

買うのも売るのもダメですよ。

犯罪です。

訳の分からない店や、ネットでは買わないようにしましょう。

それでは始めます。

どっちが本物でしょう。

左がサブマリーナデイトRef.116610LN
右がサブマリーナノンデイトRef.114060

身近に同じ比較対象がなかったので型番が少し違いますが、デイトの有無だけなのでそこまで違いはない・・・と思います。

※どちらも中古なので汚れは考慮しない。

どうでしょうか？

もう少し寄って見ます。

顔のアップ画像

サブマリーナデイトです。
※シリアルは消してあります。

サブマリーナノンデイトです。
※シリアルは見えそうで見えなかったので消してないです。

文字盤のアップ画像

サブマリーナデイトRef.116610LNの文字盤アップです。

サブマリーナノンデイトRef.114060の文字盤アップです。

裏からの画像

これで分かる方はいるのではないでしょうか。右の赤線の入ったシール。これは外装仕上げしたあとに仕上げ業者さんが裏蓋傷つけない為に貼るシールです。

中古販売店でもこのシールはとらないところも多いので、これが付いているってことは右が本物・・・。

ですが、裏なのでどっちがデイトでどっちがノンデイトか分かりません。

が、置き順も今回は左がサブマリーナデイトRef.116610LN
右がサブマリーナノンデイトRef.114060で全て統一して撮っているので、

左が「偽物」です。

みなさんお分かりになりましたか？

問題という事で、比較してもどっちが本物か分かりずらい写真を乗せましたが、違うところもあります。

それでは比較してみていきましょう。

文字盤

ROLEXの「O」を見てください。偽物は「O」が歪んでいます。

それ以外は特に違和感なし。

ガラスの透かし

偽物と言ったらこの透かしが大きかったり、肉眼で分かるくらいにしっかり入っていたりして、ここが真贋ポイントとなってました。

今回の偽サブマリーナデイトRef.116610LN(左)はしっかり入ってます。肉眼でもうっすら見える程度(本物も見ようと思えばうっすら見える)

大きさも同じくらい。

ただ、違いはあります。正面から透かしを見ると普通。横から見ると透かしが歪んで見えます。

よく見ないと分かりません。

バックル比較

パッと見違いがありませんが、斜めから見ると本物は彫ってからインク？を入れている。偽物は彫が浅いかそのまま書いてる感じ。

本物はサテン仕上げ部分がざらざらしているのに対して、偽物は見た目サテン仕上げでざらざらしてそうですが触るとつるつるしています。

ブレスのバックルより部分

丸の部分です。本物は穴がありません。反対側にネジ穴はもちろんどちらもありました。

この部分は結構大きな違いですね。

ここからはほぼ一緒の仕様部分

ベゼルのエッジ部分

左が偽物。右が本物。

雑な偽物とかはベゼルエッジのくぼみが違うとか書いてあったりしましたが、これはほとんど同じです。しいて言うなら、くぼみの幅が偽物の方が少し短い・・・ですかね。

リューズ

ほぼ同じ。

よく見ると本物はしっかりくぼみ部分が鏡面仕上げされていますが、偽物は少し雑。

こちらも単体で使用したものとかだと、こんなもんかと思ってしまうのではないでしょうか。

夜光

夜光の色もしっかりクロマライト色の青になっている。若干偽物の方が青い光が薄いですが、これは比較して分かる程度なのでこれも参考にならないでしょう。

※ルミナスポイントが白いのは、暗くしている影がたまたま当たってなかっただけで実際は青く光ります。

バックル①

こちらもバックル。

丸部分も右(偽物)が楕円、左(本物)が少しひし形目な楕円ですが、そこまで大きくは違わないですね。ひし形の楕円って覚えていれば簡単かもしれませんが、全部が全部かは・・・どうでしょう。

バックル②

半円状のくぼみの大きさが少し違いますが、他同様比較して分かる程度かと思います。

最後に動作確認

外装のみだとなかなか判断は難しいです。
最終的に動作確認をするかと思いますが、

・デイトチェンジはしっかり0時付近で変わる。
・ベゼルも逆回転防止付き。

と本物と一緒。

困ったもんだと、リューズロックをしようとしたらなかなかねじ込めない。

上記のリューズ解放画像の黒い部分が水の浸入を防ぐゴムのリング。

今回のが劣化してなかなかねじ込めなかったのか、作るのが難しくてこれが限界なのかは不明ですが、ここで今回はあれ？ってなるとは思います。

ただ、本物でもこの部分はゴムなのでもちろん使用の仕方で同じような現象が起こらないとは限らないので参考程度・・・ですかね。

本物はノンデイトだったので触れませんでしたが、日付の数字の感じもそこまで違和感はなかったです。

最後に

以上が今回のコピー品です。どうでしたか？なかなかよくできていたと思います。

ロレックスを見慣れてないと分からない可能性がかなりあると思います。騙されない為にも信頼できるお店で購入しましょう。

ただ、決定的に違うところもありました。でも、これはあえて書くのはやめておきます。仮に偽物を作る業者が見ているかもしれませんので・・・。

そもそも決定的に違うところが、本物全部に当てはまるとも限らず、今後ロレックスの仕様変更でなくなるかもしれませんしね。

あとは保証書が付属していない時計は、買わないって言うのも一つの手ですね。

では、最後にもう一度言います。

コピー品は買っても売っても駄目ですよ！

読んでいただきましてありがとうございました。