Choose Your Birthyear
昔のCMを思い出す。
GACKTが出演していた富士フイルムのCMの台詞
子供が生まれた日
その子の写真を撮りまくるのも良いけど
その日の空を撮っておいたらどうかな?
いつか教えてやればいい
お前が生まれた日の空だって
と言う、GACKT氏のファンでもない独身男性が聞いたら「臭すぎる」台詞ですね。
何故かずっと頭の片隅に残っていました。
調べたら2003年の3月に放送されていたようです。
それから5年後に第一子の息子が生まれたんだけど、生まれた日の空 撮っちゃったよね(笑)
と、言うことで今回は思い出に残るプレゼントの話です。
が、その前に。
わたくしZENMAIが時計に興味を持ち始めたのは20代の頃。
何だかんだで現行品のロレックスから始まり、気付けばビンテージに興味が移り、30代で現行品の三大ブランド、デカ厚ウォッチと買い換えていきました。
その中で、どうしても手に入らなかったのがビンテージロレックス。
どうせ買うならバースイヤーを探したい!
どうせ買うなら好きなモデルのバースイヤーを探そう!
そう心に決め、ちょこちょこと雑誌や時計ショップを覗いていました。
が、なかなか無い。
まったく無い。
1年、2年前後すると出会ったりもしたのだけれど、優良個体でギャランティーありなんて本当に無かったのです。
探していたのは1665 シードゥエラーのファーストモデル。
わたしのバースイヤーは運悪くダブルレッドと呼ばれる赤シード(笑)
本気で探していた当時なら100万円もあればギャランティー付きが買えたような記憶です。
5513や1680には出会ってたんです。
あの時、妥協して買っておいても良かったなぁ。
1016なんて、むしろ割高だったから選択肢に入ってなかったしデイトナももう200万円近かったから買えなかった。
6263や6265のバースイヤーを買えてたらお宝だったな。
お金より勇気の問題です(笑)

1999年
結局、運がないのか まだ生まれた年のシードゥエラーには出会えてません。
まぁ、今ギャランティー付き1665ダブルレッドなんか
300万円出しても買えないんでしょうけどね(笑)手遅れ。
と、言うことでようやく「本編」になるのですが、
子供の生まれ年のロレックスを買って、いつか子供にプレゼントしたらどうだろうか?
そして、教えてやればいい
お前が生まれた年の腕時計だよって
バースイヤー・ウォッチ
生まれ年の腕時計
子供がロレックスの価値を理解できるのが25歳だとして、ロレックスのスポーツモデルなら絶対に価値が落ちないし、万が一不良息子であげたくなくなっても投資にもなる(笑)。
スポーツモデルは万全だ。
例えば今から25年前
1991年にデイトナ 16520を70万円で買ってたとしよう。
70万円は当時でもプレミアム価格だけど、逆さ6でシングルバックルのデイトナ ギャランティーありは150万円を下らない。
25年お父さんが使って、25歳の息子にあげても80万円以上もプラスになり息子も喜ぶ。
そして今から30年後に孫の左手に巻かれるんです。
55年経ってもロレックス デイトナなら丈夫だから使えます。
「これさ、俺が生まれた年の腕時計なんだよ。お前の爺さんが俺の為に買ってくれたんだ。
次はお前が使う番だ、大事にしろ。」
なんて、どうですか?
夢がありますよね?
もし私が息子なら痺れる!お父さんカッコ良い!
今から55年前のロレックス デイトナは、アレ?まだ作られてないな(笑)
じゃあ、50年前1966年として初代デイトナ6239だとしましょう。
50年前にアナタのお祖父さんがロレックスを買っていたとしましょう。
20年前にアナタのお父さんへ譲られ、そして今アナタの物になったとします。
はい!
ジャーーーーン!
1960年代 プレデイトナRef.6238の国内定価は12万円くらいだったようです。
6239の資料がありませんでした。スミマセン。
当時の大卒 初任給が2万円くらいだったことを考えると、
今の価値からして120万円程度・・・
それが、なんと400万円を超える価値にまで育っています。
ロレックスのスポーツモデルは息子、孫にまで譲れる資産と言えますね。
Which Watch? Birth Year for Son
イケメン俳優 川﨑 麻世氏も息子さんのためにロレックスを購入されて愛用しているようです。
こういうのです。
良いでしょう?
1999年の刻印がありますので20歳まであと3年。
ずっと息子さんも大切に使っていただきたいですね。
さて、川崎さんはエクスプローラー2 16570を選んだようです。
99年はエクスプローラー人気が爆発していた頃なのでチョイスとしては真っ当ですね。
タレントの川崎さんならプレミアム値じゃなく、普通に定価で買えているでしょう。
当時418,000円が定価です。
現在A番(99年製)の16570 黒文字盤 ギャラありの中古相場は40万円超えですので、損も得も無い感じですね。
17年使って、価値が落ちないなんて・・・さすがロレックスです。
2008年
ZENMAIは めでたく結婚できました。
その年の年末に第一子が生まれます。
そのタイミングで、以前から決めていた生まれ年の腕時計
バースイヤーウォッチを息子に買って、いつか渡そうと。
そんな矢先 世界中を混乱させた大事件が起こります。
そうリーマンショックです。
時計の相場も大暴落。
あの中野ブロードウェイの名店かめ吉が一瞬ですが買取をやめるほどでした。
各店投げ売りのようなプライスが付いた腕時計。
持っていては危ないと、これまたとんでもない低価格な査定をされても手放す人で溢れました。
因みに息子に買ったのはM番2008年スタンプの新品グリーンサブマリーナー 16610LV。
398000円。
わたくしZENMAIが息子に選んだのはロレックス グリーン・サブマリーナー 16610LV。
2007-2008年製造のM番をチョイス。
川崎さんみたいにケースバックに彫れば良かった・・・今からでも彫るかな(笑)
息子が20歳になるのは2028年、25歳くらいなら価値がわかるかな?
2033年には、いったい中古相場は幾らになっているだろう?
最後に日本ロレックスでオーバーホールをしてあげてから、手渡そう。
因みに8年経った現在、16610LVの中古相場(M番ギャラあり)は80万円を超えています。
購入価格の2倍になっています。
8年で2倍、25年なら6倍?(笑)
さすがに200万円超えていたら、あげるの躊躇しそうですねwwwww
さて、ではこれからお子さんが生まれる予定の方や、今後結婚でもしようかな?なんて思っている方はどのモデルを買えばよいのでしょうか?
次のページで色々ご紹介していきます!
一緒に考えてみてください。
25年後も人気で、希少価値が上がりそうなのを選ぶ必要は無いのですが・・・それでも「欲」が出ちゃいますよねぇ。
え?そんなの関係ない?
どうやって選ぼうか?
ベーシックなモデル。
機能優先で選ぶ。
レア度、入手困難度でチョイス。
うーん、どうでしょう?
次は、各人気モデルからZENMAI目線でコメントしていきます。
あ、あと息子のために買ったならケースバックに名前か誕生日を彫りましょうね!
ロレックス人気モデルからチョイス
まずは今年の新作エアキング 116900です。
復活したペットネーム「エアキング」、コックピットのクロノグラフがデザインベースで「パイロットウォッチ」としてラインナップされました。
耐磁性、耐衝撃性、視認性、防水性とどれも申し分ないスペックで、更には唯一王冠とネームに「色」が入った特別な文字盤。
今年、来年あたりにお子さんが生まれる方には丁度良い「新作」感も含めオススメできますね。
25年後に「これ、お前が生まれた年と同じ年に誕生したモデルなんだよ」と生産終了になった116900を渡すシーンが浮かびます。
続いてZブルーが鮮やかなミルガウス 116400GV。
グリーンカラーのガラスがいつまで続くのか不明なため希少性がわからないのですが
「ミドリ」「アオ」「オレンジ」と3色が混在するミラクルなモデルなんです。
生産終了ともなれば、とんでもないプレミアムがつくかも知れませんよ。
現在、並行輸入新品は定価以下で購入できます。
お子さんの生まれ年と、保証カードの日付を合わせてご購入ください。
以前のようにシリアルナンバーでは把握できなくなったのが残念ですね。
息子に贈るロレックス候補ナンバー1は、やはりエクスプローラーⅠではないでしょうか?
ビジネスシーンでも使えるスマートなデザイン、タフネスな3針モデル、日本では未だに人気のあるネーム。
プライス的にも高過ぎず、誰が見てもROLEXなのに嫌味が無い。
20代のビジネスマンでも、50代のアクティブ親父にも似合う稀なモデルです。
39mmに大型化してしまったのが残念ですが、時代の流れには逆らえません。
今年、息子さんが生まれた方には「ラスト・ブラックアウト」の214270をオススメいたします。
おい、同じじゃないか!
と、言わないでください(笑)
こちらは、今年「文字盤と針」が変更された新バージョンの214270です。
ブラックアウトも良いけれど、今年生まれたなら今年の新作の方が良いじゃないか!と言う意見もあるでしょう。
うんうん、どっちもアリだ!
双子の男の子ならブラックアウトと新バージョン(夜光インデックス)両方買って115万円・・・
ツインズは大変だな。
そして川崎さんが息子さんに買ったモデルの後継機種 現行エクスプローラーⅡ 216570です。
こちらもケースサイズが大きくなりタフで視認性が向上しました。
ドレッシーなスポーツモデルから脱却を図ったのか、ぶっとい針とベゼルの数字のインパクトが堅牢性をアピールしています。
もちろんエクス2はホワイトダイヤルも選べますし、ロレックスで色違いに交換も可能です。
最初にどちらを選んでも大丈夫。
続いては人気シリーズ サブマリーナーを見ていきます。
114060はノーデイトと呼ばれるデイト表示なしのシンプル・ダイバーです。
デイト表示が無い分、故障可能性箇所が減り耐久性は上がります。
これはエクスプローラーⅠも同じですね。
セラクロム・ベゼルに変わったことにより「エイジング」は楽しめそうもないですが、わたしが選ぶならこのモデルかも知れません。
30代の男性に1番リアルで人気のある「サブマリーナー・デイト」116610LN。
ここまでスペックアップしたサブマリーナーなら100年は使えるのではないでしょうか?
ひ孫世代まで踏襲するファミリーウォッチになり得ます。
25年後に100万円を超えるモデルになっているのは間違いないでしょう。
ずっと使って価値が落ちないのがロレックス・サブマリーナーです!
世代が変わるたびにケースバックに名前を刻んでも良いですね。
イロモノと言われているのに人気が落ちない不思議なモデル グリーンサブ。
新型の116610LVは頑強・鮮やか・企業カラー・レアと並行店でも「定価越えのプレミアムモデル」です。
ずっと作り続ける保証が無いため、いつ生産終了になってもおかしくないと思います。
今のうち、買えるうちに手に入れて「息子」に継いでも良いのではないでしょうか?
30年後にもうグリーンサブが無くなっていて・・・
「お父さん、なんでミドリなんだよ!」と言われるかも知れないけどね
一旦歴史が途絶えたプレーン・シードゥエラー。
名をシードゥエラー4000と改め、ディープシーとの差別化を図ります。
116600はサブ・デイトよりタフでプロスペック。
プロスペックは維持費が掛かりますが、何十年と使えるHPの高い良いモデルです。
え?なんでお父さんはサブマリーナーを選ばなかったの?と聞かれるかも知れません。
他人と同じのが嫌だったんだよ。ってのが答えかな?
ディープシー 116660 ニュートリプルシックス。
マッチョなケースサイズのディープシーは、着ける人を選びます。
今後、生産終了の可能性が高そうなモデルで
ロレックス唯一の特別な大きさ・スーパーハイスペックと
コレクションには向いていて良いと思います。
ただ、肌身離さず着けることを前提にすると、かなり重いので華奢な息子さんだと苦労するかもしれません(笑)
こちらは尚更、早々に廃盤になりそうなDブルーダイヤルの通称「キャメロン」ディープシーです。
定価越えのプレミアム価格は、廃盤の噂が絶えないからでしょう。
とても雰囲気のあるブルーグラデーションと、チャレンジ号と同カラーの「DEEPSEA」ロゴ。
ロレックス好きには、溜まりませんよね?
ただ、条件はノーマルのディープシーと同じ・・・重すぎます。
しかし後にプレミアムが付くのはこう言った「特別」なモデルが主です。
なので「よくぞあの時キャメロンを選んでくれた!でかした父さん!」と息子が小躍りする可能性も秘めています。
あと数年で生産終了になり、文字盤交換も受け付けないのであればスーパープレミアム必至ですね。
現行のGMTマスターⅡ 116710LN。
ただのブラックで終わらないのが新型。
GMTハンドとGMT MASTERⅡの記載がグリーンなんですよ。
そもそも多くグリーンを使うロレックス。
企業カラーなんですね。
普通に格好良いです。
シンプルで良いですし。
いかがでしょう?
誰が「赤/青」ペプシベゼルがSSのラインナップから消えると思いました?
2000年代に、PSPSIが無くなるなんて予想した人がいたでしょうか?
ブラウンベゼルもレッド/ブラックも同様です。
ベーシックが無くなることがあるんです。
無くなると人気が出ちゃうんです。
極端だな。
で、で、でですよ。
このブルー/ブラックの2トーン、いつまで製造されるかわかりませんよ。
ブルー/レッド「PSPSI」、ブラック/レッド「COKE」を作る試金石の可能性もあります。
「赤」さえキレイに表現できれば、「青/黒」は必要ないかも知れません。
ホワイトゴールドではペプシカラーが出ました。
ややくすんだ赤なので、この色でSSも作るかはわかりません。
ヨットマスター ロレジウムと言えば、やはりこのプラチナ・ダイヤル。
シルバーカラーに「赤」が刺さります。
今年「新色」ダークロジウムが出たことで、コストの掛かるプラチナダイヤルは生産終了なのでは?と囁かれています。
生産終了はいちいち発表しませんので、いつ無くなるかはわかりません。
今のうちに「息子」に買っておいても良いかも知れませんね。
トレンドのブルーダイヤルが格好良いヨットマスター・ロレジウム。
ただ・・・25年後にブルーダイヤルが人気かは・・・わかりません。
とはいえ、カラーダイヤルの「退色/エイジング」も気になります。
青サブのパープルダイヤル化や、焼けすぎてのトロピカルなど何が起こるかわからないのが魅力ですね。
薄くなって「水色」に変色なんかしたら「アクアマリン」なんてニックネームが付くかもしれないんですよ!
わたしだったら、これも候補。
今年の新色「ダークロジウム」文字盤のヨットマスター。
ティファニーブルーが鮮やかで爽やかな116622。
素敵です。
お前の生まれた年の新色だったんだ。なんて、きっと25年後には存在しないカラーなんだと思います。
はい、出ました。
値上がり候補、最有力のコスモグラフ・デイトナ 116520。
今年で最後です。
まだ新品が買えます。
印は2016年6月かな?7月かな?が最終でしょう。
ラストイヤーのデイトナ(その他スポーツモデルも)は「絶対」に値段が上がるんです。
息子も小躍りどころか、土下座してでも欲しいと言ってくるはずです(笑)
もし買えるのであれば、このモデルは「正解」なのかも知れません。
で、これからお子さんができる方はこちら 2016年新作デイトナ 116500LN。
今は相場が高すぎますが、160万円前後に落ち着くようになったのならオススメしたいです。
まず、わたしが欲しいです(笑)
お前が生まれた年のデイトナだ、なんて言われてみたい。ヒャー。
で、ですね。
なぜオススメなのか。
たぶん、たぶんですよ。
あと数年で廃盤になりますよ、きっと。
キャリバー4130も今年で16年。
きっと、20年~25年もしたらムーブメントも変わると思うんですよ。
で、キャリバーナンバーが変われば当然モデルナンバーも変わります。
116500LNが生産終了し、216500なんて変わるのでしょう。
と、なるとプレミアム。
数年しか作らなかった幻のデイトナ!なんて25年後には言われるんですよ。
ね、これは買っておくしかない。
しかも最初期ロットの白文字盤の「変色」なんかが発生したら もう大変。
200万円で買ったデイトナが500万円になるのかも知れないじゃないですか。
夢がある。
歴史の証言者になれますよ。
息子も孫も大喜び!
いかがでしょう?
みんなも買っている「息子へ贈るロレックス」
時計怪獣の記事ではないのですが、息子さんのためにロレックスを買った方などの外部記事です。
みなさん、それぞれ様々な想いを込めてロレックスを選んでします。
まとめ
いかがでしょうか?
「子供を授かったらロレックスを新品で買っておこう「バースイヤーウォッチ」~ロレックス投資~」
メモリアルだし、購入のきっかけにもなります。
既に息子さんが生まれちゃってたら、後追いで生まれ年のロレックスを買っておいても良いですね。
同じ時を経ているのですから、記念になります。
これから生まれるのであれば、お父さんがずっと使ってたロレックスをプレゼントするなんて素敵でしょ?
バースイヤーのロレックスを買って、ケースバックに●●年と彫っても良いですよね!
万が一息子に譲ってから、息子がお金に困った時
質屋さんに持っていけば足しになるでしょう。
資産なんです。
50年も100年も使い続けられるステイタスと機能性。
タフさとデザインも人気の秘訣。
アナタのバースイヤー・ロレックスに出会えたら、きっと買っておいた方が良いと思うよ。
今、探してるオジサンたちが苦労しているから(笑)
今すぐ購入可能