時計のローン購入とは?
こんにちは。
9月に入り夏の暑さが落ち着いてきた今日は、時計のローン購入について考察していきたいと思います。
まず時計のローン購入とはどういうことでしょう。
仮に50万円の時計をローンで購入しようとします。
月々のお小遣いから払える金額を2万円で考えた場合、金利を含めそれに近い月数を割ればいいのです。
ちょっと言葉で説明してもわかりにくいですね・・・。
ローン1回辺りを0.4%の金利として計算した場合こうなります↓
500,000(時計本体料金)×1.096÷24(2年)=22,834
この1.096は0.4(1回辺りの金利)×24(2年間)で9.6%の金利の計算です。
金利の違いや頭金等によっても変わりますが2年間月々2万円ちょっとで時計が購入できることになります。
前項でなんとなく時計ローンのシステムはわかって頂けたでしょうか。
さて、ここからは時計をローンで購入して資産運用できるかを考えます。
まず結論から言うと「Yes」です。
できます。
ただ、ある程度の知識と経験が必要になるのでそれは次項で書きたいと思います。
現在銀行の定期預金は高くても年利0.15%前後。
1年間1,000,000預けても150円しか増えません。
ペットボトルのジュースか発泡酒を購入したら終わりの金額です。
尚且つそれは、ある程度資産がなくてはできません。
無一文でもできる資産運用が時計ローンだと私は思っています。
ただ、もちろんリスクもあります。
それについても次項で書きます。
どうすれば資産運用として、お金が増えるのか。
ローンを支払っている途中で、その時計の価値が上がればいいんです。
「いやいや待て。買ったら瞬間からその物の価値は下がるに決まっているじゃないか!」と思う方もいるはず。
新品の車や電化製品などはそうですよね。
買って数年したらほとんど価値がなくなっているときがよくあります。
購入時は最新の大型冷蔵庫。リサイクルショップに持っていったら二束三文なんてよくある話です。
ただ、買ったときよりも数年後に価値が上がるものも少数ながらあるんです。
例えば不動産。
リーマンショック直後に売り出されたマンションなんて10年近く経っても当初の販売価格とほとんど変わらない価格、もしくはそれ以上で中古マンションとして売りに出されていたりしますよね。
金なんかもそうです。
数年前に比べ現在かなり価値が高沸しています。
時計もわずかながら、資産価値が上がる可能性のあるモデルが存在します。
例えば前項で書いたように現在の販売価格が500,000前後の時計が2年後に700,000前後の販売価格になっていたとします。
ローン支払い後、買い取りに出した場合60万円の価値となったとすると金利を含めてもかなり得になってますよね?
もちろんその間は時計を使うこともできます。
高級時計を使いながらも、数年後に資産を増やす。
これが私が考える時計ローン資産運用方です。
どんな時計を買えばいいの?リスクって何?
まずはどんな時計をローンで購入すればいいのか。
これはズバリ「中古の5桁スポーツロレックス」です。(あくまで私の主観です)
時計好きの方じゃないとピンとこないかもしれませんが、これは生産終了してしまったスポーツモデルのロレックスのことを意味します。
他にもパテックフィリップやオーデマピゲのモデルでもおすすめがあるのですが、単価が高いことと相場の変動が若干読みづらい傾向にあるので今回は除外します。
生産終了してしまったものがナゼいいのでしょうか。
簡単です。もう生産しないので個体が少なくなり需要が高まるからです。
現在販売しているモデルは今後も継続して販売するので、基本的には市場での個体数が増加する一方です。
つまり、需要と供給のバランスがほぼ一定に保たれる傾向にあります。
生産終了して7年ほど経ちます。
エクスプローラーⅡの旧型。
この1年で相場がグっと上がりました。
数年前まではスポーツロレックスの中でも評価されていなかったですがここ最近の評価は上昇傾向です。
まだまだ伸び白があると個人的には思っています。
2年後には60万円後半が販売価格となっている可能性も十分に考えられます。
リスクについても書いていきたいと思います。
まずは基本的なこと。
盗難や破損です。
盗難の場合ものがなくなります。笑。
笑えないですが銀行に預けているのとは違うので十分に考えられます。
次に破損です。
多少の傷は全く問題ないですが、ガラスが欠けてしまった。
保証書がなくなってしまった等は大きく価値を下げる原因となります。
ただ、これらは自分自身が気を付けることによって回避可能なリスクですね。
一番怖いのが為替や国内の経済状況などの自分の力ではどうにもできない外的要因です。
現在110円前後のドルが100を切ると間違いなく相場は下がるでしょう。
高級時計は日本だけの相場ではなく海外相場なのでこういったリスクが付き物です。
ただ、生産が終了しているモデルに限って言えば為替等の外的要因の相場の変動にも比較的強いです。
結局、既に生産していないので基本的には需要の方が高いモデルとなります。
一旦相場が下落しても徐々にまた相場が上がっていくと考えられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はちょっと小難しい話になってしまいましたが、時計の資産運用について書いてみました。
一番早いのは中古時計を販売している店員さんに「どれが一番値段下がらないかな?」「おすすめの時計ある?」って聞いてみてください。
この時に新品の時計やフランクミュラー、ブルガリの時計等をおすすめされたら店から退店することをオススメします。笑。
ただ、基本的にはロレックスをオススメしてくれる店員さんがほとんどだと思います。
それではみなさん楽しい時計ライフを!
また次回の記事で!
相場上昇しそうなトケマーに出ているモデル