ロレックス デイデイトとは?
デイデイトは1956年に誕生し、今年で誕生60周年になります。
ステンレスモデルが存在せず、プラチナ・イエローゴールド・ローズゴールド・ホワイトゴールド
素材のラインナップのみで、ロレックスの中でも最高峰に位置するスペシャルモデルです。
また、日付と曜日表示機能を搭載しているのもデイデイトのみです。
※ちなみに、曜日表示の言語は初期装備は英語で表示されていますが、
希望すれば日本語などの他国の言語に変更することが可能です。
バリュエーション豊富なデイデイト
Ref.6511
1956年にRef.6511。1957年にRef.6611が誕生しましたが、
わずか生産期間1年という短い期間しか製造されていなかったため、流通量も大変少ないです。
デイデイト Ref.1803
1960年代~1970年代後半まで製造
自動巻き Cal.1555
プラスチック風防
50m防水機能
日付の早送りができない
文字盤の周りにヘコミがある
デイデイト Ref.18038
自動巻き Cal.3055
サファイアクリスタル風防
100m防水機能
日付の早送りができるようになる(曜日の早送りはできない)
デイデイト Ref.18238
1980年代後半~2000年まで製造
ケース径 36mm
サファイアクリスタル風防
自動巻き Cal.3155
パワーリザーブ 48時間
振動数28,800
日付・曜日の早送りができるようになった
デイデイト Ref.118238
2001年位に誕生
ケース径 36mm
自動巻き Cal.3155
パワーリザーブ 48時間
振動数 28,800
国内定価 3,229,200円
クラスプ部分の形状変更
ラグ部分とケースサイド部分が鏡面仕上げに変更される
2003~2004年位から、ルーレット刻印が採用される
2005年にローズゴールトモデルが登場する
デイデイトII Ref.218238
2008年登場 ケースが36mm→41mmにサイズアップ
サファイアクリスタル風防
100防水機能
ケース径 41mm
自動巻き Cal.3156
パワーリザーブ 48時間
振動数 28,800
国内定価 3,898,800
デイデイト 40 Ref.228238
2015年誕生
サフアィアクリスタル風防
100防水機能
ケース径 40mm
自動巻き Cal.3255
パワーリザーブ 約70時間
国内定価 3,585,600円
豊富なデザインも魅力的
このアイスブルー文字盤はプラチナ無垢モデルのみに使用が許された特別なカラーです。
ロレックスの全モデルで共通ですので、アイスブルーの文字盤だったら瞬時に
プラチナ製の時計と分かります。
コンピューター文字盤 通称『ホリコン』に10Pダイヤインデックス
文字盤全体に『ROLEX』という文字がデザインされています。
普通の文字盤では物足りないという人におススメです。
通常の黒文字盤に8Pダイヤ&ルビーインデックス
定番の黒文字盤にダイヤとルビーが配置された高級感がある文字盤。
男女問わず使えそうなデザインです。
メテオライト文字盤にダイヤインデックス
メテオライト(隕石)を使用し、一つ一つメテオライトの模様も違うので同じものは存在しません。
また他の文字盤のモデルにくらべて重量感があるのも特徴の一つです。
チョコレートブラウン文字盤にバゲットダイヤインデックス
人気がある、ピンクゴールド×チョコレートブラウン文字盤に通常のバーインデックスではなく、
贅沢にもバゲットダイヤをバーインデックスに見立てたモデル。ブリンブリンです。
上記で紹介した以外にも、シェル文字盤・ベゼルやケースにダイヤがセットされたモデル等
紹介しきれない位たくさんの種類があります。
デイデイトは、スポーツモデルのサブマリーナやエクスプローラーとは違い、
たくさんのモデルの中から自分に合ったモデルを探すのも楽しいかと思います。
また、有料ですが文字盤だけを他のデザインに変更することも可能です。
デイデイト Ref.18038を実際に着けてみました
金無垢の時計をするのは今回が初めてで、重くて装着感が悪そうだなぁというイメージでした。
しかし、実際着けてみるとたしかにステンレスモデルより重さは感じますが、
不快に思うような重さではなく適度な重さで着け心地も良いです。
またイエローゴールド独特のギラギラした感じもないので、抵抗なく付けられます。
ただ、日付の変更はできますが、単独で曜日の変更がRef.18038はまだできないので不便です。
まぁ一度きちんと合わせて、時計を止めなければ問題ないのであまり気にしないでもOKですかね。
さすがに一般の会社員の方などは仕事の時に着けるのは厳しいと思いますが、
プライベート用に購入するのもありかなと感じました。
金無垢の時計は海外の人には大人気ですが、日本では、裏社会の怖い人が着けてそう、
成金の金持ちのおじさんが着けていそうなイメージがだいぶ定着してしまって敬遠されがちです。
しかし、それは単なるイメージですので、着け方と見せ方次第ではイケてる時計になるはずです。
個人的にはあえて20、30代の人が金無垢の時計を着けていたらカッコイイと思います。
高級な時計を着けているだけでワンランクアップした気分も味わえますしね。
スポーツモデルと違い、ブレスレットとバックル部分が一体化しているようにデザインされていて
スマートで高級感があります。
しかし、時計を着脱する際に王冠マーク部分を引っ張ってバックルを外すのですが、
王冠マーク部分の強度が不十分で、取れてしまう事例が多々あって、
現行品のブレスレットの仕様が新しくなった時にきちんと改良されました。
クラスプパーツ部分です。
ベルトを締める際に、突起部分を反対側の溝にはめて固定する、シングルロックバックル仕様。
通常使用であれば、着けている最中に外れることはないと思いますが、ダブルロック仕様の
方が安心して気にせず時計を着けていられますかね。
ちなみにこちらの面にはホールマーク等の刻印はありません。
現行品のクラスプ
王冠マーク部分も、独立した一つの駒にすることによって、耐久性を向上させました。
クラスプ部分も、形状が変更されましたし、鏡面仕上げ仕様になって高級感もアップです。
クラスプ部分には、18金製である証にホールマークの刻印も入ってます。
小さくてよく見えませんが、左上に『ROLEX SA』その下に数字の『750』(18金の意味)
右上の女神の横顔。その下に『750』(18金の意味)という文字と天秤のマークが彫られてます。
年代やモデルによって若干彫られている刻印が違うようで、1995年位以降に生産された個体に
関しては、女神の横顔の刻印が犬の横顔の刻印に変更されています。
ステンレスモデルにはない特別な仕様です。
最後に
日本人には敬遠されがちな金無垢の時計ですが、今まで述べてきたように、、
比較的若い世代の、MATSUさんやエリーさんような感じでデイデイトを着ければ、
成金のみたいないやらしさやおじさん臭さもなく、単純にカッコイイ時計に見えます。
金無垢の時計を持っている人も少ないので人と被らないというメリットもあります。
値段も高くてそう簡単には買えないですが、時計の購入を考えている人は、
デイデイトも一つの選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。