今回は、サブマリーナ ノンデイト Ref.14060/14060M
ロレックス サブマリーナノンデイト Ref.14060M
こちら旧型です。今正規店で販売されている1つ前のモデル。
ロレックス サブマリーナデイト Ref.14060
こちら旧旧型です。今正規店で販売されている2つ前のモデルで製造年は、1989年から2000年までの約11年。
その辺も含め改めて「14060Mと14060の違い」をご案内させていただきます。
まずは新型のサブマリーナノンデイト Ref.114060
まずは旧型のサブマリーナRef.14060/14060Mに絞るためにも「現行のサブマリーナノンデイトRef.114060」と「旧旧旧型のRef.5513」等を省かなければなりません。
新型と旧型(旧旧型/旧旧旧型)とのパッと見の大きな違いは、ベゼルの素材とインデックス(文字盤のドット)とラグ、リューズガードの太さ等です。
上の写真が新型です。
ベゼルが新型はセラミック素材になっているので、光の反射が強くキラキラしてます。見慣れた人ならサブデイト同様に時計の顔を見ただけで新型と判断できるでしょう。
自信がなければこちらもサブデイト同様バックルもちらと見ましょう。下記画像(上の方)であれば新型確定です!
新型であれば2010年発表のモデルなので、2010年以降が確定します。
ただ2010年以降は正確に何年かは現在保証書の印を見ないと分かりません。
上が新型。
下が旧型。
あみだくじみたいな線が入ってなかったら新型です!
続いて旧旧旧型のロレックス サブマリーナノンデイト Ref.5513
こちらは旧旧旧型のサブマリーナノンデイト Ref.5513
旧型(旧旧型)サブマリーナRef.14060との見た目だと大きな違いは、ぱっとみは有りません!!!
もちろん違いはもちろんあります!
・文字盤の夜光と針、ルミナスポイントがアメ色に焼けています。
※焼けてないものも中にはあります。
キレイにアメ色(茶色でもいいですが・・・)に焼けてるのは5513とかそれより前のモデルです。
※もちろん、Ref.14060でも古いタイプは夜光が焼けているのも存在しますので、頭の片隅には置いておいてください。
こちらのモデルはフチありと無しが両方存在します。
※フチなし→インデックスの夜光の周りに銀フチが付いていない物の事。
縁がなければもう5513かそれより前のモデルとなります。
後は、風防をちょっと爪でコツンと軽くつつくと分かります。カンカンカンと乾くいい音がなればプラスチックの5513かそれより前で確定です。
14060はサファイアクリスタルです。
本題の旧型(旧旧型)サブマリーナノンデイト Ref.14060/14060M
旧型サブマリーナノンデイトは、発表から廃盤まで見た目が大体一緒です。
年代が新しい仕様から順に書いていきます!
上記画像(Ref.14060M)の個体だった場合は、
Z番(2006年後半)~ランダム番(2010年頃)の個体で確定。
理由:ルーレット(内堀)があるから。
※ルーレット(内堀)とは、ガラスと文字盤の間の側面に
「ROLEXROLEXROLEX」と彫ってある物の事。
この一部(6時側)にシリアルナンバーが刻印されています。
これは2006年の後半から刻印されているものです。
2006年(Z番前半)以前の個体には刻印されていません。
更にシリアル番号の最初にアルファベットがありそこで更に年代が詰められます。
Z→2006年頃
M→2007~2008年頃
V→2008年以降
ランダム(最初が数字もしくはアルファベットだけど8桁)→2010年の最終品番でレア☆
あとは、文字盤で針の下に文字が入ってます。
この文字が上の個体は4行表記です。
この時点で年代も2006年以降が確定します。(2007年と記載あるサイトもありますが誤差です。)
2006年より前はこの表記部分が2行です。
何で増えたかといいますと、クロノメーターを通したから。です。
え?ロレックスってクロノメーター通ってないの?
いいえ。サブノンデイトがクロノメーターを通してなかったモデルなだけです。
他は大体通していて(通していないモデルも他にあります)、表記もしっかり文字盤に記載あります。
こっちがクロノメーターを通してないサブマリーナノンデイト Ref.14060Mです。
2行表記ですね。
さてここからが問題です。
Ref.14060Mのクロノメーター表記有は、2006年後半以降という年代が分かりました。
ではこのRef.14060Mのクロノメーター表記無しはどうでしょう。
Ref.14060もクロノメーター表記無しです。
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ちなみにRef.14060Mの「M」はムーヴメントの「M」・・・らしい。
一番最初にご案内した、Ref.14060は2000年で廃盤です。
機械が違う。
パッと見じゃわからない。困る。
あ!そうだ。横穴は?と思った方。
サブマリーナデイトでご紹介した横穴。ケースサイドに穴があれば2003年以前。
穴がなければ2003年以降確定。というのがありましたが・・・
ノンデイトはなんとランダム番(廃盤まで)ずっと横穴が開いてます。唯一です。ちなみに旧フラ最後までずっとです。
ただ無いわけではありません。これはパッと見・・・ではできませんが、
6時側のサファイアガラスに透かしはしっかり入っているので、
入っていればほぼ2000年以降のRef.14060Mで確定です!
入っていなければRef.14060。
あとは6時側に「SWISS MADE」表記なら大体Ref.14060Mですね。
※少しRef.14060も存在しますが・・・
「SWISS-T<25」ならRef.14060で確定です。
まとめ
■クロノメーター表記入り+ルーレット表記があったら2006年後半以降が確定。
・Z番なら2006年頃
・M番なら2007年頃
・V番なら2008年頃
・G番なら2010年頃
・ランダム番なら2010年以降
■クロノメーター表記無し、6時側ガラスに透かし有り、6時側文字盤に「SWISS MADE」でRef.14060Mの2000年から2006年前半というざっくり年代で妥協。
■クロノメーター表記無し、6時側ガラスに透かし無し、6時側文字盤に「SWISS」、「SWISS MADE」で
Ref.14060のA番かP番で確定。
■6時側文字盤が「SWISS-T<25」であれば、Ref.14060 U番以前(1998年以前)のモデルという超ざっくり年代。
です。
読んでいただきましてありがとうございます。
※本記事の内容は、あくまで個人の経験と調査の結果をご案内しております。年代違いや間違いありましたら、お手数ですがご指摘ください。
次回はGMTマスター。