2016/11/10
分倍河原駅前の商店街にある林青果店の店主。近隣にスーパーが出来た影響で売り上げは思わしくないが、地元の方々に愛されなんとか営業を続けている。お宝は大学生の時に購入したもの。実は未だ独身で老後の蓄えも無いため、このお宝だけが希望の光!どうか高値が付いて欲しい!
初期のポール・ニューマンモデルに間違いない。手巻きモデルは生産数が少なく、なおかつポール・ニューマンダイヤルというのは更に数が少ないと言われている。中の機械はバルジュー722というキャリバー(形式番号)を搭載しており、クロノグラフの複雑なムーブメント(動力機構)を専門に作っているバルジュー社の名機と言われている。依頼品は一見きれいに見えるのだが、過去のメンテナンスの際に磨かれてしまっている。当時ほとんどのサービスセンターは分解掃除のみならずケースやブレスレットの磨きもセットで行っていた。現在ではこのようなスーパービンテージと呼ばれる時計は、たとえ外見に傷がついていても磨きをかけないそのままの状態であるという事が価値を高める。
意外なモノが高価なお宝になるかもしれませんよ☆