まずはじめに時計を動かす動力には大まかに2種類あります。
①ゼンマイ式
②電池式
上記の2種類が基本的な時計の動力になっています。
そしてこれらの動力を供給する方法が以下になります。
①手巻き式
②自動巻式
③電池式
④ソーラー式
⑤キネティック
①と②がゼンマイ式
③〜⑤が電池式です。
そして、今回私がオーバーホール出したのは
ゼンマイ式のお話になります。
最初にオーバーホールとは何かと言いますと、車に車検やオイル交換があるように機械式時計にも定期メンテナンスが必要です。
実は、機械時計はとても中の構造が複雑で精密機械なんですよ!!
部品と部品が摩耗する部分の油が劣化し酸化してしまうと時計自体の故障につながってしまいます。
防水機能が付いている時計があるとおもいますが、リューズやボタン部分のチューブが劣化してしまっていると防水機能が低下したりします。
大事な時計を今後も使用していく上で欠かせないもの。。
それがオーバーホール(分解洗浄)です。
ちなみに、オーバーホールを考えるのは一般的には4年前後と言われています!
今回、私が訪れたのは日本ロレックスサービスセンター東京支店です。
入り口は二箇所ありまして、二カ所とも警備員の方が立っています。
見積もりが出るまで40分くらいとのことなので番号札をもらって外出可能です。
お店内には、1人掛けのソファがあり、一つ一つにモニターが付いていたので何が見れるのか気になりました。。。
(行くときはできる限りスーツかキレイ目な服装をお勧めします。半袖、半ズボンで行ったら浮いていたので笑)
あっ!!
今更ですが私がオーバーホールに、見積もりを出したのでデイトナ116520です。
オーバーホールの基本料金は種類ごとに違います。
でわ、見積もり結果です。
オーバーホール料金 60000円
リューズ交換 11000円
チューブ交換 5500円
プッシャー交換 24000円
クラスプ用ばね棒 500円
ばね棒 1000円
(オーバーホール料金の中に研磨が含まれているのでピカピカになって帰ってきます)
税別102,000円ですので、
税込110,160円でした。
うん!!高い!!!
でも、せっかくなのでお願いしました。
これだけの金額…やっぱり値引きできるか試したくなりますよね。。
結果はNOでした。
しかし、見積もりから削ることは可能でした。
プッシャー部分は使ってないから交換しないとかは可能です。
しかし、分解した時に使えそうなら交換しないとかは無理なので、見積もりが出た時に変えるか変えないかの判断が必要です。
(ロレックスの方が言うには、今すぐ変えなくても平気だったとしても、またそこから4年後とかになると状態はわからないこと、お客様には安心して使用していただくために交換を推奨しているということだそうです)
やっぱり安心の日本ロレックスにオーバーホールを出すことにしました。
そして、時計の研磨痩せが気になる方は、見積もりが出た時に研磨の程度を伝えてください。伝えないと普通に研磨されてしまいますので。
そんな私は、研磨はほとんどしないでくださいと伝えています。
ピカピカにしても、すぐキズがつくので笑