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こんなロレックスデイトナの分かりやすい偽物には騙されないように注意！ <時計怪獣 WatchMonster 2017/3 掲載記事>

2017/3/2

バネ棒

今回は、デイトナの分かりやすい偽物の画像を入手したのでご紹介したいと思います。このぐらいのクオリティであれば、世の中平和なんですがね。この程度の偽物には引っかからないようにしましょう！

2016年に廃盤になったデイトナRef.116520。

みんなの憧れデイトナ。

16年間王者に立ち続けてきたこのモデルには当然偽物が存在します。

みなさん引っかからないようにしましょう。

見たことがなければ「あーこれがあのデイトナかぁ」ってなるかもしれませんが、1回でも本物を見たことがある方なら今回のは、かなりわかりやすいです。

ロレックスデイトナ風 Ref.116520(偽物画像)

全体的にはよくがんばってるな感はありました。

どうですか？

ぱっと見は「ロレックスのデイトナだ」ってなりますね。

ROLEXって書いてあるし、DAYTONAって書いてあるし、ベゼルのタキメーターの書いてあるし、画像では分かりませんが、針も自動巻の動きしてたし。

他人が腕に付けてて、チラ見だったら分かりませんね。

透かしを見てみよう。

透かしはあるかな？

下から見てみるとあります。しっかり6時側のガラスにありますが、この写真からでも見える。

これはダメです。

こんな大きく分かりやすい透かしは、ロレックスではありえません。見えなくはないのですが、こんなはっきり見えるのは、もーダメです。

無理して入れなければ、年代で透かし入ってないのもあるのに。。。

ケースサイドを見てみよう。

この角度だと、あんまり分からないですね。

ただ、一回本物を見て、触ったことがある人なら、デイトナってこんなだったっけ？っておそらくなると思います。

でもこれ、機械はちゃんと自動巻きで、クロノグラフまで動くんです。秒針も動いてました。

バックルを見てみよう。

旧バックルタイプ。

形は当然ながら似せてますが、なんかカチャカチャしてます。

雑に使ってても、こんなグラグラなバックルは流石のロレックスではありえません。

ブレスレットも緩い。

バックルの刻印を見てみよう。

ここで確信に変わりますね。(ずいぶん前から分かってましたが・・・)

デイトナの黒文字盤に「ホワイトゴールド」何て存在しません。刻印に「18K」、「750」。どちらも金を使っているという刻印です。

ロレックスはステンレスモデルは黒文字盤と白文字盤の2種類しかありませんので、もう駄目ですね。

黒文字盤でホワイトゴールドもありますが、そっちのモデルはアラビアインデックス仕様です。

どこの時計を参考にしたんでしょうかね。

ちなみに、こちらの画像が本物のロレックス(デイデイト)の刻印です。

刻印してあることは大体同じですが、「SWISS MADE」の下に人の顔みたいな刻印がありますよね？

これが、金無垢タイプは結構大事。本物はこれがしっかり彫られている。

ちなみに、多くの人は女神刻印と呼んでます。

そして、最近のは女神ではなく犬です。

ネットで、「金刻印犬」で出てきますよ。

最後に

この写真は本物です。

今回のは、本物とほぼ同じ風に作られていましたが、
ところどころ雑さがあり簡単に見分けが付くレベルのものでした。

こんなの手に入れても何の価値もないので、欲しいのであればしっかり本物を
身に着けましょう。偽物を使っていても自分の価値を下げるだけですよ。

本物は確かに高いですが、資産価値もしっかりしているので、デイトナに関しては極端に損はしないです。

前にも言いましたが、偽物は、購入してもいけませんよ！

買うときは、正規店かネットで中古時計販売で上位に出てくる店の構えている時計屋さんでの購入をおすすめします。

読んでいただきましてありがとうございました。