GMTマスターⅡ Ref.16710 Z番"スティックダイアル"
まずはレアロレックスの代表格、GMTマスターⅡ Ref.16710"スティックダイアル"のご紹介。ご存知の方も多いのではないでしょうか。久しぶりにトケマーに出品されていますね。
"スティックダイアル"とは文字通りGMT-MASTER IIの"2"の部分が通常、上下に横棒があるんですがスティックダイアルにはその横棒がない「 I I 」の表記となっているのが特徴です。
現在、スティックダイアルが確認されているのは主に後期のD番、Z番、M番の一部の個体です。もともと希少性が高いモデルですが最近では市場の出回りもさらに減った印象があります。
出品中のこちらは裏蓋シールも残っており、ケースの痩せも少なく良個体といえます。バックルのクラスプも固いようなので、使用感の少ない個体かもしれません。いざ探そうと思ってもなかなか手にできない1本なのでおすすめです。
サブマリーナ 16610LV Y番"Mark1ダイアル"
レアロレックスを語る上で外せないのが、16610LV "Mark1ダイアル"です。
2003年にロレックスサブマリーナ生誕50周年を記念して登場した"グリーンサブRef.16610LV"ですが、その中でもの初期生産分のY番、F番、D番に『Mark1ダイアル』と呼ばれるレアアイテムが存在します。
Mark1の特徴は淡いライムグリーンのベゼル、6時位置のSWISS MADE表記が大きい"ビッグスイス"、ベゼルの4の字体が横に広い"FLAT4"などが挙げられます。
国内外で広く認知されているコレクターズアイテムの為、高値で取引されているモデルです。現在、トケマー出品中のMark1ダイアルは初期の"Y番"というのも良いですね。
付属品はシリアルタグ以外は揃っており、コンディションも良さそうなので、売り切れるのも時間の問題でしょう。
GMTマスターⅡ Ref.16710 最終M番 "Cal.3186搭載"
続いても超希少、GMTマスターⅡ 16710の最終品番M番も出品されています。これは珍しい。久しぶりに見ました!
スティックダイアルよりさらに珍しいRef.16710 の最終M番はコレクター垂涎のモデルといえます。
本来GMTマスターIIRef.16710は搭載キャリバーがCal.3185搭載ですが、実はZ番の代後半からM番の個体にCal.3186を搭載したモデルが存在します。
Cal.3186といえば、現行モデルの116710LN、116710BLNRにま搭載されているキャリバーで、5桁モデルながら現行と同じムーブメントを搭載しているという珍しいモデルとなっています。
16710の中でもZ番後半からM番だけにしか搭載していないキャリバーの為、希少性が非常に高く、プレミア価格で取引されています。本当に滅多に市場に出てこない1本なので、資金に余裕のある方にはおすすめです。
デイトナ Ref.116520 白 最終ランダム番"デットストック"
続いては、生産終了モデル デイトナ Ref.116520 最終ランダム番 "鏡面バックル"デットストックのご紹介です。
2016年に新型デイトナ116500LNの登場で生産終了となった116520。生産終了となってからは当然の事ながら価格は右肩上がりに上昇中。
最終品番となるランダム番の鏡面バックル仕様のモデルだと中古品でも200万円を余裕で超えてきています。一体どこまでいくのやら。。
さらに、トケマー出品中のこちらの商品は"ランダム番""鏡面バックル"だけでなく、保護シールも全て残った"デットストック品"となっています。未使用ですよ?ただでさえ鏡面バックルのデイトナが少なくなってきている中で、保護シール残りとなると本当に数が少なくて希少です。
この1年間で一気に高騰した116520。果たして2年後の東京オリンピックイヤーにはどこまで価格が高騰しているのか。今後が非常に楽しみな1本です。
デイトナ Ref.116509 "生産終了メテオライト文字盤"
最後は、生産終了となってしまったデイトナ Ref.116509"メテオライト文字盤"。これまでにもロレックスは数多くの特殊石を使用したモデルを発表してきましたが、中でも群を抜いて人気かあるメテオライト文字盤が出品されています。
自然鉱物で作られたメテオライトは同じもの(模様)は存在しません。その為、1本1本文字盤表情が異なる点も面白いですね。ダイアル表面の凹凸が大きく光沢が強いものもあれば、マット感があって落ち着いた印象のあるものまで個体差があります。
デイトナのメテオライトはすでに生産終了となっており、今後の値上がりは必至です。市場への出回りも今後減り続けると思いますので、長い目でみたら将来楽しみなモデルである事は間違いありません。