はじめに
毎年、3月に行われる世界最大級の時計の見本市"バーゼルワールド"。
各有名ブランドがこぞって集結して新作を発表するわけですが、来年のバーゼルワールドからは遂に"オメガ"や"ブレゲ"が属するスウォッチグループが撤退する事が決まっています。
他にもブランパン、ハリーウィンストン、ロンジンやジャケドロー、ハミルトンなど有名ブランドを多数要するスウォッチグループ。
時計業界の一大勢力の撤退ともなると大打撃の出来事というわけです。
しかし決まってしまった事は仕方ありません。既存の出展ブランドに期待しましょう。
注目度ナンバーワンのロレックスは来年のバーゼルワールドにも出展予定ですのでここに期待したいですね。
そこで今回は来年のバーゼル前に相場が高騰するであろうモデルを勝手に予想したみました。裏を返せば"生産終了""マイナーチェンジ"の可能性のあるモデルの予想です。早速参りましょう。
NO.1 エクスプローラーⅡ Ref.216570
【商品名】ロレックス
【型番】Ref.216570
【機械】自動巻き Cal.3187
【素材】ステンレススチール
【カラー】ブラック/ホワイト
【ケースサイズ】42mm
【防水性】100m
【参考定価】831,600円(税込)
【備考】2011年発表モデル
まずは2011年発表のエクスプローラーⅡ Ref.216570。このモデルは数年前からずっと廃盤が噂されているモデルですね。
残念ながら現行スポーツモデルの中であまり支持されていないモデルで、そ人気低迷が"廃盤説"を加速させているようです。
オレンジ針の復活や大胆にケースサイズを42mmにチェンジしたりと、大幅なデザインチェンジを果たした現行エクスプローラーⅡでしたが、やはり旧型16570を支持する人が多いようです。
毎年予想されていますが、セラクロムベゼル化される日も近いのでは?という事で、相場は上がるのではないかと予想します。
トケマーで探してみると、ホワイト/ブラック両方ありました。ホワイトは中古品、ブラックは新品。
実は意外にも数が少なく、相場もジワリと上昇中です。来年のバーゼル前にはさらに上がると勝手に予想していますので、狙い目かもしれません。
NO.2 サブマリーナ デイト Ref.116610LN
【商品名】サブマリーナ デイト
【型番】116610LN
【機械】自動巻き Cal.3135
【素材】ステンレススチール
【カラー】ブラック
【ケースサイズ】40mm
【防水性】100m
【国内定価】874,800円(税込)
【備考】2010年発表
続いてはサブマリーナ デイト Ref.116610LN。ロレックスの中でもトップクラスの人気を誇る代表的なモデルですね。
116610LNに関してはマイナーチェンジを予想しています。2017年にはシードゥエラーRef.126600 通称:赤シードを発表しました。
それならとサブマリーナ も "赤サブ"が復活するのでは?と勝手に予想しております。そうなれば、現行の116610LNも当然高騰するのではないでしょうか。発表から8年経ちますし、そろそろあるかな?と思ってます。
現在、2018年印の中古で112万円〜115万円ほどですが、バーゼル前には120万円オーバーまで行くのではないかと思っています。
NO.3 GMTマスターⅡ Ref.116710BLNR
【商品名】GMTマスターⅡ
【型番】116710BLNR
【機械】自動巻き Cal.3186
【素材】ステンレススチール
【カラー】黒
【ケースサイズ】40mm
【防水性】100m
【国内定価】918,000円(税込)
【備考】2013年発表
続いては116710BLNR青黒ベゼルです。2013年の発表以降、抜群の人気を誇るモデルですが、最近では廃盤説が絶えないモデルのひとつですね。
2018年に入り、正規店への入荷も極端に減っているようですし、海外の方も廃盤濃厚と謳っている方が多いようです。
今年のバーゼルでは新キャリバー搭載のGMTマスターⅡが発表となり、噂も現地味を増しています。既存の116710BLNR、116710LNも廃盤か新キャリバーを搭載して生まれ変わる可能性が高いですね。
どちらに転んでも相場は上がりそうですので目が離せません。
NO.4 デイトナ Ref.116503
【商品名】コスモグラフデイトナ
【型番】116503NG
【機械】自動巻き Cal.4130
【素材】K18イエローゴルド×ステンレス
【カラー】ホワイト/ブラック/シャンパンゴールド
【ケースサイズ】40mm
【防水性】100m
【国内定価】1,749,600円(税込)
【備考】2016年新作
最後はデイトナ ロレゾール Ref.116503です。2016年に発表されたばかりの116503ですが、こちらもちょっと気になるモデルです。
同年に116500LNが発表され、デイトナ初のセラクロムベゼル搭載という事で高い注目を集めていますが、それならコンビもセラクロムベゼルにできますよね?
という事でまだ発表されて2年ちょっとですが、セラクロムベゼル化を予想します。もし、来年のバーゼルで116503が廃盤になれば、生産期間の短さからみても高騰するのは間違いなし。そうなったら面白いなと思ってます。
via www.tokemar.com