一度は手に入れたい高級時計の代表格ロレックス。
人気の理由は見た目の良さ、壊れない強さ、リセールの高さ、知名度の高さなど、たくさんあります。
そのロレックスの中でもたくさんの種類があり、同じ型番でも年代によるマイナーチェンジがあったりして、大きな価格の違いなどがあります。
今回はそのロレックスの中でもこれからの将来性に期待できるオススメしたい2本の時計を紹介します。
Ref.214270 エクスプローラー1
その中でも2016年3月にマイナーチェンジが決定したRef.214270ですが、マイナーチェンジ前のRef.214270をオススメします。
マイナーチェンジのことを知っている人は多いと思いますが、マイナーチェンジ前のものは3、6、9のインデックスに夜行塗料が入っておらず、また現行のものよりも針が短くなってます。
Ref.214270の夜行塗料なしの通称ブラックアウトは2010年発表されて製造は僅か6年程でした。
そしてオススメするのはブラックアウトの中でも最終にあたる2016年製造のものをオススメします。
何故2016年を勧めるかというと、2016年初旬頃にロレックスのスポーツモデルにおいてバックルのマイナーチェンジがありました。
今まではマットな仕上げの梨地仕上のバックルでしたが、2016年初旬頃の使用変更に伴いピカピカの鏡面仕上のバックルに変更されました。
もちろんブラックアウト仕様の214270もバックルの仕様が変更されました。つまり2016年の3月にインデックスや針が変わるマイナーチェンジが発表されたブラックアウト仕様の214270は鏡面バックルの数が極端に少ないことになります。
もちろん3月に発表されたからといってその時点ですぐに、マイナーチェンジ前の個体が新品でなくなったわけではありません。在庫として持っている店や並行輸入などでその後も入荷はありました。しかし数は多くありません。
さらに2016年の春頃にかけて付属品の使用も一部変更がありました。それはタグです。このタグには製造番号が入っており、その時計の固有の物になります。今までは緑色をしたタグがついていました。2016年春頃から登場したものはこのタグが白色に変わりました。

タグ
またこのタグは日本の正規店で購入した場合は基本的にはついてきません。販売時にお店側が付属品とみなしていないようで回収しているようです。並行輸入品のみ付属しているのが見られます。
これらのことを踏まえてまとめますと、Ref.214270のブラックアウト仕様で2016年以降の鏡面バックルに変更され、尚且つ白色のタグが付属されている、そのようなも1品をオススメします。2017年時点ではまだ目立った値段差がはついていませんが、探してみるとあまりありません。これからに期待できそうな1本です。
Ref.116622 ヨットマスターロレジウム
続いてオススメしたい時計はRef.116622ヨットマスターロレジウムです。
2012年にそれまでのRef.16622からRef.116622にモデルチェンジされました。
しかし従来のRef.16622とあまり大きな変化は見られず、ヨットマスターロレジウムは人気ありましたが、中古市場で旧型と新型の価格差が大きかった為にこの新型Ref.116622はあまり流通は多くありませんでした。
そして2016年に何事もなかったようにロレックスのホームページからヨットマスターロレジウムのこのシルバーカラーが消えました。
このシルバーカラーのダイアルにはプラチナが使われていた為に他のカラーのダイアルよりも定価が高かったです。
ロレジウムダイアルの定価は廃盤直前1,274,400円。同モデルのブルーダイアルは1,188,000円でした。
2017年8月現在、Ref.116622はヨットマスター40というネーミングでブルー色とグレー色のダークロジウム2色のバリエーションしかありません。
そしていつの間にかこのシルバー色のダイアルは中古市場でも数が少なくなって来ました。まだ見つけられるうちに手に入れておきたい1本です。