2009年にリリースされたセラクロムベゼルを搭載した新型サブマリーナーデイト・ロレゾールモデル116613。
約20年間ものロングセールスを終えたRef.16613と比べ数字的には大きなスペックアップはありませんでしたが、見た目の華やかさと耐久性は向上しました。
40mm
300m防水
クロノメーター認定Cal.3135
見た目の大きな違いはベゼル。
セラクロムベゼルになることで、キズ、サビに強くなったこと。
変色にも強く、いつまでもキレイな状態でいられるメリットがあります。
バックルにはグライドロック・エクステンションが新たに追加され、工具無しで微調整が可能になりました。
キャリバー3135は同じものの、パラクロムヒゲゼンマイが使用され衝撃や磁気にも強くなっています。
型番末尾「LB」がブルーカラーのセラクロムベゼル、「LN」がブラックカラーのセラクロムベゼルです。
現在の定価は1,393,200円(税込)。
高級時計ですね。
美しいブルーセラクロム・ファミリーには116618LBと116619LBの超高級モデルがあります。
116619LBは北欧の妖精「スマーフ」と言うニックネームが付いています。
コレが出てしまったのでSSモデルのブルーベゼル化は無くなりましたね。
けっこう皆さん期待してたと思うんですけどね〜。
さすがにゴールドを使うモデルだけあってSSの箱より大きめですね。
16613のブルーとは色味が異なり、かなり爽やかになりました。
116710LNBRのブルーとも違いますね。
青サブは「休日のロレックス」に1番マッチする格好良さ、タフネス、リゾート感がぎっしり詰まったモデルです。
ドットインデックスも大きくなり、爽やかで見やすいマリンブルーの青サブです!
無垢ブレスになり、170グラムほどになりました。
けっこうズッシリきます。
キレイな時計ですね。
高級感もあり、ひと目でロレックスとわかり、丈夫で爽やか。
間違いありません。
文字盤は引き続きゴールドレター。
素敵です。
ハンズもインデックスのフチも18K。
マリンブルーとゴールドは良く似合います。
300m防水とはいえ、金素材を使っているモデルでダイビングはいませんね。
セラクロムベゼルの数字は深い彫りになっています。
数字の中は梨地加工されたゴールドフィニッシュ。
ルーレット刻印。
ミニッツマーカーに合わせR.O.L.E.X.R.O...と繋がっています。
セラミック(セラクロム)のベゼルはキズに非常に強いですね。
ピカピカです。
フリップ部の王冠。
まだ保護シールが残っています。
金部分の保護シールを作ったら売れそうですね。
さすがに「金」がエグれたら悲しくなります。
バックルのプレートはまだ梨地処理。
旧型になりますね。
高級時計とそうでない時計との違いは、こういう細かい部分の処理。
仕上げが本当にキレイです。
グライドロック・エクステンションのバックル溝。
グライドロックができます(0.5cm単位で細かく微調整)
折りたたまれたエクステンション。
しっかり金が使われています。
いかがでしたでしょうか?
さすが100万円オーバーの作り込みでした。
金無垢ほどゴージャスではなく、ちょっとリッチで爽やかな実用的「休日の腕時計」が青サブですね。
みんなの憧れであり、若い人にはなかなか似合いません。
セラクロム化したことにより、いつまでも見た目がキレイで「青サブ」を欲しかった人には嬉しい変化ですよね?
キズがついても平気なエクスプローラーやスティールのサブマリーナーなどと比べ、ラグジュアリーな青サブやヨットマスターに小キズがあったらガッカリです。
その点この116613LBは非常に優秀であり、40代以上の男性にフィットするオフ用ロレックスだと言えます。
やや重いのでビジネスシーンには見た目含めて不向きでしょう。
TPOを選ぶモデルだと思います。
だからこそ「リッチ」で憧れなんです。
普段はスーツにセイコー/シチズンなお父さんも休日は新型の青サブで格好良い大人になってみても良いのでは?