2016年バーゼルワールドにおいて、エクスプローラー1 214270の新作が発表されました。
リファレンスナンバーは同じものが使用されています。
ケース径:39mm
素材:904Lスチール
ベゼル:スムースベゼル
防水性能:100m防水
キャリバー:3132(旧214270と同一)
パワーリザーブ:48時間
ダイアル夜行:クロマライト
新・旧ともに、Cal.3132が使用されている為、スペックに変更はなく、ケース径の変更もなされていません。
2010年に発表された214270ですが、発表当時から性能面において完成されていたという事ですね。
上記の写真のように、新・旧214270でインデックスの3・6・9の仕様が異なります。
旧214270はブラックアウトの仕様になっていましたが、新214270ではクロマライト夜行が乗る仕様へ変更されます。
この変更によって、前モデルである114270テイストの顔になったといえます。
上記の写真のように、針の長さと太さが変更されています。
視認性の向上を図る仕様変更と思われますが、新旧で印象が変わる部分になりそうです。
こちらは、実際に手に取って印象を確認したい部分ですね。
新214270 気になる販売価格は?
今回の新214270ですが、ムーブメント等の大きな変更もなく、リファレンスの変更もなされなかった事から、価格は旧214270と同じ販売価格となっています。
※¥620,000(税抜)
それでは実売価格も見ていきましょう。
完全新品での新品相場が720,000円~となっていますね。定価を超えた金額となっていて円安効果やロレックスの品不足が影響していると思われます。
一般腕時計販売店での中古Aランクは63万円前後ですね。中古でもかなり高い金額で販売されています。
腕時計市場のトケマー、いわゆる市場価格では55万円代の商品在庫が多いですね。今後も相場がどうなるのか見守っていきたいと思います。
今回の214270の変更は、前モデル114270にフェイスデザインを戻してきたという印象です。
2016バーゼルワールドにて発表された、ロレックスの他のモデルを見てみると、デイトナのモデルチェンジを含め、過去のモデルへのオマージュ的要素が高いと思いました。
214270は変更点こそ少ないですが、針変更・インデックス変更により、見た目の印象が大きく変わります。好みの分かれる部分になりそうです。
新旧214270のどちらが今後、人気が出てくるか注目したいですね。
新型の214270の発表と同時に、新作のエアキング 116900も発表されました。
214270で廃止になったブラックアウトが文字盤に組み込まれた新エアキングは、従来のドレスモデルという位置づけから、スポーツモデルのテイストが強くなったデザインになっています。
116900を新作のスポーツモデルと考えた場合、エクスプローラー1 214270とユーザー層の被る形になり、今後の人気がどちらに傾くか注目が集まっています。
『話題性』といった点で現在エアキング 116900が有利といったところでしょうか。
新型214270は2016年9月から55万円代で小売り販売されていました。現在は先程お伝えしましたが72万円(2017年11月現在)となり17万も2年で高騰しています。
112円の円安傾向にある現在、これ以上の高騰はないかと思いたい部分ではありますが、ロレックス市場は今後も目が離せません。
腕時計フリマサイトのトケマーというサイトをご存知でしょうか?ロレックス エクスプローラー1 214270の腕時計が安く購入できます。
その秘密は一般個人の方が出品している点。
通常の小売り販売店と違って販売コスト、いわゆる家賃、人件費などのかからない個人出品だからこそ安い値段で出品されています。
下記にその一部をご紹介させて頂きます。