最近のロレックスの傾向
例えば白髪・・・なんて方もいると思いますが、今気になる言葉はこちら。
5桁シングルトリチ
もう4桁のロレックス エクスプローラー1 1016がヴィンテージという時代は終わりがきています。今や14270もヴィンテージ扱いになる時代がそこまで来ているんです。
その中でのこの「5桁シングルトリチ」というワード。
気になる。
先日知人がエクスプローラー1 シングルバックル トリチウム夜光の14270をトケマーで出品してました。
結構高い値段をつけていて「こんなの買う人いるわけないだろ。値引きしないと無理オだね」
探してもない・・・。sold out になって出ていた!!
自分の中では14270のシングルのトリチウムなんてものは(悪気はなく)ロレックス買いたいけどお金がない人が頑張って買う安いロレックスの定番!
というイメージがあったのだが、その14270はけっこうな高い金額で売れていた。
これはトケマーというサイトがすごいのか・・・と思ったがそれだけでもない感じ。
ではなぜこんなことになっているのか自分なりに調べてみました。
ヴィンテージロレックス
14270はもう14270の一つ前のモデルの1016やデイトナでいう6265の4桁レベルのヴィンテージモデルに足を突っ込んでいるのである。
思い返せば20年くらい前に1016は「ギャラ安いよ芸人です」の腕時計だったのに今や1016様!!というダウンタウン金額になってしまっている。
ではそのヴィンテージになってしまっている理由を分析した結果を述べよう。
トリチウム
ロレックスの夜光塗料はざっと下記のように分かれています。
14270:トリチウム 114270:ルミノバ 214270:クロマライト(現在モデル)
でこの14270のトリチウムですが当然現行モデルでは使用しておらず数年経つともう夜光塗料のくせに光らなくなる。
さーらーにそれが退色してくる!いや、退色してきてくれる。
これはロレックス好きにはたまらない。このトリチウムはポイントはとても高い!
しかし14270でもルミノバのエクワンもあるから注意して欲しい。
購入した時はトリチウムだったのにルミノバに変わっている個体もある。ロレックスがオーバーホールする時ルミノバに交換してしまう。
「ロレックス君、チミは何余計なことしてくれてんのや!」になるので注意しましょう。このトリチウムのモデルはもうヴィンテージといっていいだろう。
シングルバックル
14270はシングルバックルとダブルバックルがある。下記画像を見て欲しい。

シングルバックル

ダブルバックル
見てお分かりのようにダブルバックルの方がしっかりとしていて、まさにスポーツモデルのバックルという感じがする。
しかし!このシンプルで簡素なバックルがいい味を出している。こういう機能的ではない感じがとてもいい。
ヴィンテージもウイスキーもダブルではなくシングルがいい!
買うときのポイント
あるに越したことはない。今は保証書なくてもいいかも知れないが、将来絶対後悔することになる気がする。
それとケースは横穴が空いているものをできれば選ぶ。これも将来大きく左右する要素になる。

ケースにある横穴
後は磨いてないエッジがあるものとブレスがあまりよれていないなんてものがあったらもう完璧。
後は冊子とか箱とか一致しているものとか贅沢いったらきりがないから言わないでおこう。そんな理想的な個体など結婚相手と同じでいないのだから。
まとめ
キーワードは「シングルトリチ」である。まずはこれがヴィンテージとなり1016のようになっていく。
今後もっとヴィンテージ感が加速して玉数もどんどん減っていくことだろう。指をくわえて見ているうちにどんどん値段が上がっていくのを今回も黙ってみているのか。購入してしまうのか。
非常に悩むところではある。この記事を読んで14270だけではなく別のスポロレシングルトリチを検討してみてはどうだろうか?
トケマーでも数が少ないが少しは出ている。そして今その優良個体を持っている方は強気で出品してもいいのではないだろうか?
こういうものがどんどん出品され購入されるとトケマーはもっと活気づく気がする。この辺のモデルも注目してみていきたい。