114270。
Ref.114270
ケースサイズ:36mm
ケース素材:ステンレススティール
ダイヤル:ブラック文字盤
ムーブメント:自動巻 キャリバー3130
パワーリザーブ:約48時間
ブレスレット:ステンレススティール
防水性能:100M防水
製造期間:2001年〜2010年頃
参考定価:493,500円(税込)
2010年に生産終了した114270です。
前モデルの14270との違いはマイナーチェンジレベルですね。
ロレックスのロングセラーモデルのデイトジャストと同じ36mmケースは、やや小ぶりに感じられますが、そこがまたエクスプローラー1の良いところだと思います。
114270にも14270、214270同様、『ブラックアウト』が存在します。
存在している品番はV品番とのこと。
14270のE品番にある『ブラックアウト』の方が認知度は高いですが、114270の『ブラックアウト』もかなり希少ですね。
『ブラックアウト』ってロレックスの意図したデザインになるのでしょうか?
そうだったら、うまい具合に掌で踊らされていますね。
214270。
Ref.214270
ケースサイズ:39mm
ケース素材:ステンレススティール
ダイヤル:ブラック文字盤
ムーブメント:自動巻 キャリバー3132
パワーリザーブ:約48時間
ブレスレット:ステンレススティール
防水性能:100M防水
製造期間:2010年~現在
参考定価:669,600円(税込)
2010年に登場した現行のエクスプローラー1。
前モデルの114270から3mm大きくなった39mmケースになり、3.6.9のアラビアインデックスの夜光が無くなったモデルですね。
214270は2016年になってから3.6.9に夜光塗料が入り、針が長く太くなり、バランスも良くなりました。
ロレックスはあえて2010年登場の214270の3.6.9に夜光を入れず、マイナーチェンジとして3.6.9夜光ありを登場させたのでしょうか?
ロレックスならこういった上手な商売をしそうで怖いですよね。
そうだとしたら、やられましたね。
114270と214270の比較に参りましょう。
私が撮影した画像になります。
左が214270(先輩のもの)
右が114270(私のもの)となっております。
光の加減のせいなのでしょうか?
まず真っ先に『ん?』となるところが文字盤の色味がなんか違いませんか?
はい。これは完全に光の加減でございます。笑
写真の技術が無さ過ぎて恥ずかしいですね。
文字盤の色はほっておいて、こうしてみてみるとケースサイズの大きさが顕著にうかがえますね。
また、文字盤の『EXPLORER』表記の位置が全く異なりますね。
12時側にいたモデル表記が214270になると6時側にやってきます。
こういった些細なところも変更されている大事なポイントですね。
横向きで並べてみると。
横に並べてじっくり見ていきましょう。
やはり3mmの違いは大きいですね。
私個人としては36mmの114270の方が好きですが、こうしてみていると、214270もやはりカッコいいですね。
3.6.9に夜光の入っていない『ブラックアウト』もシックでカッコいいですね。
夜光塗料が入っていない分、多少の実用性は削られますが、そこがまた魅力的です。
針の長さ・太さに注目してみましょう。
214270は太くなっていますが、長さが少々短いですね、このバランスが嫌だっていう方も居るみたいですね。
それが改善されたのが2016年に登場した2142703.6.9夜光入りモデルですね。
114270はと言うと、文字盤外周の分メモリまで伸びたシャープな長針は文字盤のバランスが完璧に見えます。
また、ケースが小ぶりな分、インデックスの大きさも控えめなので、そこもバランスがよく見えるポイントなのでしょう。
バックルに注目。
上が214270で、
下が114270です。
ここはかなり違いますね。ダブルバックルという点は変わりませんが、高級感・重厚感という部分で見てみると、ここまではっきり異なります。
バックルの長さも異なり、王冠マークなんかも214270は立体的な作りですね。
114270のバックルが軟弱に見えて安心できないというわけではありませんが、この違いはこれから購入する人にはしっかり悩んで頂きたいですね。笑
バックル開いてみると。
上が114270、下が214270ですね。
開く前の見た目であれだけ違ったのですから、開いたってこの違いは見過ごせませんね。
114270のバックルは自分が使用しているので、全く問題のないデザインで、着脱も簡単でこの年代のモデルの良さを感じるバックルですね。
逆に214270のバックルはやはり高級感もあり、堅牢製もアップしたより安心できるデザインになっていますね。
また、夏場に腕がむくんで、ブレスの長さを変えたいな。なんて時には簡単にサイズチェンジできる機能が付いているのでそこも安定の使いやすさになっております。
こちらが214270の付属品ですね。
2015年7月印ごろから保証が5年に延び、クロノメータータグはブランドのイメージカラーのグリーンになりました。
箱も高級感が出て、しっかりと保証書をしまっておけるポケットも付いております。
114270の付属品がこちらです。
懐かしの内側木箱ですね。内側がCリングタイプになっておりますが、枕タイプのものも存在しています。
このモデルまでの冊子デザインはどれもかっこよくて個人的には大好きですね。
ギャランティもカードタイプではなく紙ギャラタイプです。
結局どっちが良かった?
どちらも魅力的なところ、気に入らないところがあると思います。
個人の価値観もあるので、一概にどっちがいいとは言えませんね。
エクスプローラー1を購入したいと思っている方、
既に持っている方一人一人異なる価値観を持っているのですから、それに従って好きな方を買うのが一番。というのが結果です。笑