パテックフィリップ ノーチラス 5711/1Aのレプリカ

5711
I'm not a pro but these are the things I notice after receiving both my SW200 Grey dial and BP V2 Blue dial.
BP V2 PROS
-correct bracelet endlinks
-great shine on blue dial
-decorated movement (looks very nice!)
-well priced at $358
BP V2 CONS
-too thick (10.5mm vs GEN 8.5mm)
-noisy noisy noisy!
-bracelet construction quality, while GOOD, is not as amazing as the SW200 (see below)
-bracelet is new pin style and difficult to size (at least my case)
SW200 PROS
-AMAZING quality and construction (on par with JF15400 Quality size)
-did I say Amazing quality?!
-super quiet movement
-thin thin thin very close to Gen at 9.3mm vs GEN 8.5mm
-feels like a gen watch on the wrist because of quality and thinness
SW200 CONS
-inaccurate holes in first link of bracelet
-incorrect first endlink size
-no decorated movement (minor issue though)
-price $528 vs BP $358
はい、第3回目の「コピー最前線」はなんと、三大ブランドのノーチラスです!
たった数万円で300万円もする時計をコピーできるの?
できるわけ、ありません(笑)
ただ、似せることはできそうなので「万が一」間違えて掴まされないようにチェックは怠らないようにしましょう。
さて、トップ画像は2本のノーチラス。
現行機種は5711/1Aですね。定価3,013,200円。
で、この2本は・・・2本ともニセモノです。
ニセモノ時計の比較レビューをしてくれている研究家の方がいましたので一緒に見ていきましょう。
2本のニセモノは・・・
SW200 グレーダイヤルとBP工場のバージョン2 ブルーダイヤルとなっています。
SW200はセリタ製のムーブメント名ですので、まぁ良いとして「グレーダイヤル」って何だ?
ブルーグレーに見えるからですかね?
・BP V2の良い点(あるわけないけど)
$358と安い、ブルーダイヤルがキレイ、ムーブメントの装飾が良くできている、エンドピースが本物と同じように見える
・BP V2の悪い点(すべてだけど)
本物が8.5mmに対しニセモノは10.5mmの厚み、たぶんムーブメントがうるさい、そもそもの品質、ピンのサイズなど違う
・SW200の良い点(あるわけないけど)
とにかく凄い似ている(JF社の15400STロイヤルオークみたいな完成度だ)、ムーブメントが静かだ、9.3mmと薄いぞ
・SW200の悪い点(すべてだけど)
ブレスレットやピン穴が正確じゃない、高い、ムーブメントの装飾が無い
研究家の彼は手前の方(SW200)が良いと言っています。
サイドのピンが全然違いますけど、全体的に似ているとのこと。
逆にBP V2はとにかくムーブメントがうるさいので、すぐに気付きますね。
色味は右側のブルー(BP V2)の方が似ているように見えます。
グレーって何がしたかったのかな?
このくらい離れると、ちょっとニセモノ感が減って、本物に見えてきそうで嫌ですね。
グレーも光が当たると、グラデーションの様な感じになりますが、まぁ全然違うので。
よくやるよ・・・って、思います。
この情熱で、別の仕事できないかな?
あっ、研究家の方じゃなく、作ってる工場の人ですね。
フリップの刻印が、どうも気になりますが・・・どうなんですかね?
こちらは「本物」です。
やっはりフリップの刻印が本物とニセモノで雰囲気が違います。
「New PP Nautilus from V6 Factory (V4) 1:1」
2014年頃のレプリカなので最前線から外れていますが・・・
ムーブメントの飾りの話が出たので一応。
V6工場のバージョン4、1:1で型ぬきしたコピーです。
こちらが本物のムーブメント キャリバー324。
まるで違うので、笑えますね。ひどい。
なんでしょう、この下半身デ●みたいな感じは。
写真がオシャレなんで、アレですけど全然ダメですね。
三大ブランドを舐めています。
1:1で型を作っても、仕上げなどでバランスを崩すんですね。
3Dプリンターなど出てきましたが、やはり最後は「人」の技術です。
「Gen / Rep comparison」とググると沢山比較画像が出てきます。
研究家の方々も熱心ですね。
お金勿体なくないのかな?
こうして着けてしまうと、なかなか画像では違いがみつかりません。
まぁ、実際に手にすれば全然違うのでしょう。
BP工場のニセモノの針は気に入らなかったから21Jの物を入れ直した。
と、言っていますが・・・そこまでしてニセモノのクオリティを上げてどうするんですかね?
研究家ではなくコレクターかな?
この研究家ではない、変なコレクターはホワイトゴールドのノーチラス 5711Gに見せようと必死です(笑)
革ベルトにしたら、どうですか?ステンレスがホワイトゴールドに見えますか?
彼は満足しているようですが・・・
さらに調子に乗ったノーチラス・クロノグラフ 5980/1A-001のコピーです。
ニセモノのバルジュー7750(評判が悪いとのこと)を積んでいるようで、クロノグラフを動かすと壊れるようです。
アホですね。
BP工場製のニセモノ・ノーチラスに、今度はMK工場製のダイヤルと針を入れてみることにしたようです。
ケースサイズは39.5mm
本物は40mmですが、誤差の範囲でしょう。
厚みは9.1mm
本物は8.5mmですが、見た目じゃ0.6mmの差は気付かないかも知れません。
2014年のニセモノよりはローターの形など近い形状になってきていますね。
まぁ全然違うんですけど。
この方、いわく・・・
ブルーばかり需要があるけど、こっちのホワイトの方が本物に近いんだって。

本物のCal324
BP工場のバージョン1、バージョン2と本物のムーブメント比較です。
もう何もかも違う(笑)
ベンツに乗って、ニセモノのノーチラス・・・
あぁ・・・
BP工場のバージョン4
また針が変だそうです。えぇ、変ですね。
ムーブメントの装飾が似てきましたね。
Nautilus Jumbo 5711 BP V2 Blue Dial on Bracelet MIYOTA 9015 PP324CS
ミヨタのムーブメントも、こんなモノに使われるなんて可哀相ですね。
誰が卸しているんだろう?
Nautilus Jumbo 5711 MK V2 Best Version Blue Dial on Bracelet MIYOTA 9015 PP324CS
Nautilus Jumbo 5711 V3 Blue Dial on Bracelet 1:1 Best Edition Swiss SW200
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一言でいえば三大ブランドを「舐めています」ね。
できるわけがない。
ここまでプロとアマの差が出るのが高級時計ですよ。
ちゃんと見れば、当たり前ですが全然違うのでマズ間違えることはないでしょう。
こうして見るとシースルーバックにすることでニセモノ対策になっているのがわかりますね。
シンプルなフェイスだけにバランスも取れていませんが、普段から見慣れていないと もしかしたら厳しい?
いや~ムーブメント見たら1発です(笑)
逆に言えば着けてたら気付かない?
いえいえ、オーラが違うんですよ。
バレなくない?
と、この画像見て思った方・・・本物の5711/1Aを1度見てみてください。
もちろん手に取って。
全然違うから。