2022/02/25 聖徳太子
オメガとオリンピック。
本日は今季の北京オリンピック限定モデル シーマスターアクアテラ 522.10.41.21.04.001についてご紹介いたします。
via:https://www.omegawatches.jp/watch-omega-seamaster-...
2022年2月 北京で行われた冬季オリンピック・パラリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めたのがオメガです。
この30回目のタイムキーパーとなることを祝して発表されたのが、シーマスター アクアテラ 北京2022 522.10.41.21.04.001です。
オリンピック・パラリンピックのオフィシャルタイムキーパーを長年務めてきたオメガ、セイコーやタグホイヤーも活躍した歴史がありますが、その回数の多さはオメガがダントツで多いですね。
1932年のロサンゼルス以来、幾つもの歴史的大会において競技者のタイムを計測しつづけた歴史があります。
今回のモデルの大きな特徴は文字盤にあります。
冬季オリンピックということで冬季スポーツの象徴ともいえる氷をモチーフにしています。
この氷をモチーフにした文字盤はフロストフィニッシュパターンと言われ、氷を連想させる幻想的な仕上がりになっております。
このパターンはセラミックをレーザー加工して表情をつけます。
表面硬度が高く、傷をつけるのが困難なセラミックを細やかに粗す技術は流石のブランド技術力です。
また、セラミック素材ということから変色、変質等の劣化を気にしなくてもいいという点も魅力的なポイントです。
氷をモチーフにした文字盤と淡いブルーの針とインデックスも全体の印象にまっちしています。
白文字盤にこのブルーのカラーリングはかなり爽やかな印象で、12時位置のSeaMaster の文字、ミニッツトラック4カ所クォーターナンバーを赤く彩ることで時計全体のメリハリをつけます。
この赤のカラーリングも北京オリンピックのアスリート達の情熱をリスペクトしたようにも思え、氷の中で戦う熱さが感じられる配色ですね。
防水性の高いケースと円錐形のリューズという本来のシーマスターの洗練されたデザインと機能性と随所に散りばめられている記念モデルのディティールが大きな魅力です。
特にケースバックには「BEIJING2022」のエンブレムがプレス加工されているのが特別感を象徴していますね。
全体的には時計としての調和が取れており、レギュラーモデルのような親しみやすいカラーリングなので、普段使いにもかなり適しています。
コーアクシャル機構を積んだマスタークロノメーター認定機です。
コーアクシャル機構とはパーツ内部の摩耗を最小限に抑えて、エネルギー効率を最大化する機構です。
これによってオーバーホールの頻度が劇的に下がります。
マスタークロノメーター認定とは15000ガウスの耐磁性を有し、クロノメーター認定の精度を誇るものが認定されます。
こちらはシリコン、非磁力素材を使用することで耐磁性が格段に上がります。
高い耐磁性能は、METAS(スイス連邦計量・認定局)により試験、認定されております。
まとめ
実用性もオメガらしく申し分のないモデルです。
スタイリッシュな実用モデルに北京オリンピックの特別仕様に仕上げたモデル。
是非検討してみてはいかがでしょうか。