2021/11/8 聖徳太子
オメガといえばほぼ全てのコレクションで革新的な技術を導入しています。
その中でも特にオメガらしい武骨なダイバーズウォッチシーマスターダイバー300Mについて書かせていただきます。
シーマスター ダイバー300M 210.30.42.20.03.001
ケースサイズ:直径42mm
素材:ステンレススティール
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.8800(コーアクシャル/マスタークロノメーター)
パワーリザーブ:約55時間
防水性:300m
シーマスターはイギリス軍用の防水時計にルーツがあります。
その中で、シーマスター300Mは1993年に誕生したモデルです。
ジェームズボンドが着用しているのが有名ですね。
逆回転防止ベゼル、バトン針、夜行塗料の丸型インデックス。
このアイコニックなデザインはここから始まりました。
2018年こちら25周年を迎え、フルモデルチェンジがありました。
これは往年の名作と最新技術が融合した傑作となっております。
デザインとして、レーザーエングレービングで波状模様の文字盤デザインとなっております。こちらのデザインは初代モデルのデザインから着想を得て復活しました。
ベゼルはセラミックとなっており、特有の艶のある仕上げとなっております。
ケース系は42ミリとダイバーズらしい視認性に長けたダイナミックなサイズ感。
しかし、ベゼル、ケースの加工が非常に綺麗なため、見た目はスマートに見えます。
ブレスは五連ブレスとなっており、フィット感がかなりあります。重量感のある時計ですので、このフィット感は嬉しいポイントですね。
また、一部ポリッシュとサテンの加工の切り替えがあり、9連にも見えます。
ここにもオメガの加工技術が見受けられ、より高級感が演出できます。
またラバーブレスもダイバーズらしいスポーティな印象になります。
シーンによって使い分けられるのもオメガの良さですね。
機能面はかなり優れており、キャリバー8800が搭載されております。
こちらはコーアクシャル機構を積んだマスタークロノメーター認定機です。
コーアクシャル機構とはパーツ内部の摩耗を最小限に抑えて、エネルギー効率を最大化する機構です。これによってオーバーホールの頻度が劇的に下がります。
マスタークロノメーター認定とは15000ガウスの耐磁性を有し、クロノメーター認定の精度を誇るものが認定されます。
こちらはシリコン、非磁力素材を使用することで耐磁性が格段に上がります。高い耐磁性は、METAS(スイス連邦計量・認定局)により試験、認定されております。
機能面は最高レベルで、まず日常使いで壊れることは無さそうですね。
こちらの時計はシースルーバックとなっていますのでムーブメントが中から覗けるのも機械好きには嬉しいポイントです。
まとめ
シーマスター300Mといえばジェームズボンドのイメージが強い印象ですが、実用性は最高レベルのものです。
オシャレにもつけれて、機能面も文句なし。
価格が現実的なところも大きな魅力です。
これを機に一度手に取っていただけたらいかがでしょうか?