2022/01/05 聖徳太子
シャネルのアイコン腕時計「J12」といえばブラックかホワイトのセラミックを使用した時計が一般的です。
それとは一味違った独特の素材を使ったシャネルJ12クロマティックについて今回はご紹介いたします。
ハイテクセラミックとチタンをブレンドした混合素材です。
まず特筆すべき点としてカラーリングが挙げられます。
「クロマティック」とは音楽用語で「あ半音」という意味を持ちます。
シャネルJ12といえばホワイトかブラックのセラミック素材が王道と言ったイメージですが、こちらの色味はグレーという、ブラックとホワイトの間の色というモデルです。
中間色をクロマティックという音楽用語に擬えて表現するのはなんともシャネルらしいおしゃれな表現ですね。
もちろんただのグレーではございません。
グレーの色味は中間色なだけあってマッドな印象を持たれやすいイメージです。
控えめで、主張の少ない渋いカラーのイメージを持つ方も多いと思います。
しかし、こちらのクロマティックはその印象を打ち破るような鮮明なカラーをしております。
ダイヤモンドパウダーで鏡のような磨きをかけられ、特別な輝きを放ちます。
シャネルの時計特にj12らしさが溢れるエレガンスはグレーというカラーリングにも高級感を施し、ホワイトやブラックの従来のセラミックとはまた違った輝きを放ちます。
グレーという落ち着いたカラーにシャネルらしい輝きをミックスさせた調和の取れたカラーは、ホワイト、ブラックでは少し派手すぎるといったビジネスなどのシーンでも活躍出来る色味です。
J12のデザインは好きだけどカラーリングが派手で汎用性について悩んでた方には打って付けのモデルとも言えるアイテムです。
素材として、シャネルのアイコンでもあるハイセラミックにチタンをブレンドした新しい素材です。
チタンといえば軽くて丈夫という時計業界ではよく使われる素材で、耐久性を強化するために使われることが多いです。
特にチタンを使った時計は精悍でタフさを強調する時計が多い中、シャネルはまた違ったアプローチを取ったということでインパクトを与えました。
チタンという素材をできる限りラグジュアリーにした極みだといえる時計ですね。
またハイセラミックとチタンをブレンドさせる技もシャネルにしかできない唯一無二の特徴です。
耐久性も申し分ございません。
まず、セラミック素材がなかなか傷がつかないというものに耐久性の優れたチタンという素材を使うことで圧倒的にタフな時計に仕上がりました。
硬度はモース硬度9とサファイアなどコランダムと同等の硬度を誇ります。
ベゼル、文字盤ブレスと仕上げを変えてスタイリッシュに仕上がっております。
ここまで、仕上げるのはかなり手間コストがかかる作業であり、こだわりが感じられて特別感が持てますね。
まとめ
シャネルのブランドとして掲げているものは他のものとの差別化です。
まさにこのJ12クロマティックはそのコンセプトを体現した時計であるといえます。シャネルの真髄のような時計是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
ではまた。